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baseballr 大解剖

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【Rstudio】baseball savantのトラッキングデータを一括で取得

本noteは、MLBが公開しているトラッキングデータを、Rstudioで取得しようというnoteです。

特定の投手(打者)のデータを取得する方法はネットに溢れていますが、1年分の全データをまとめて取得する方法はあまり見かけません。あっても力技のみ。

というわけで、一括で取得する方法をお話しします。

いきなり模範解答

library(tidyverse)library(baseballr)s

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【baseballr大解剖】第5, 6章

【baseballr大解剖】第5, 6章

baseballrに収録されているコードの解説文を日本語訳したnoteです。

第1~4章までのnoteはこちら。

5.1 試合情報・日程

a57 <- mlb_schedule(season = 2022, level_ids = "1")a58 <- mlb_schedule_event_types()a59 <- mlb_schedule_games_tied(season = 2022

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【baseballr大解剖】第4章 セイバーメトリクス

【baseballr大解剖】第4章 セイバーメトリクス

baseballrに収録されているコードの解説文を日本語訳したnoteです。

第1〜3章はこちら

①wOBAwoba_plus(df)

各打者のwOBAを計算してくれる。

dfに最低限入ってる必要なデータは以下。

手っ取り早いのは、baseball_referenceから取得したデータを入れること。他サイトからのデータだと、列名の違いが原因でエラーになる。

j <- fg_guts()

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【baseballr大解剖】第3章 データ取得 part1

【baseballr大解剖】第3章 データ取得 part1

baseballrに収録されているコードの解説文を日本語訳したnoteです。

第1章・第2章はこちら。

3.1 pitch_by_pitch①baseball savant

scrape_statcast_savant(start_date, end_date)scrape_statcast_savant_batter(start_date, end_date, batterid = NUL

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【baseballr大解剖】第1, 2章

【baseballr大解剖】第1, 2章

baseballrに収録されているコードの解説文を日本語訳したnoteです。

第1章 データの情報源ざっくり分けると、以下の5つ。

①~③はもはや言及する必要ないので省略。

retrosheetは『Rによるセイバーメトリクス入門』の読者ならご存じのデータサイト。savantでは一球ごとのデータを取得できるが、こちらでは打席ごとのデータを取得できる。他にもTransactionやSchedul

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