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奥底の気持ちは、自分からもかくれんぼする

「それが今の私の課題ですわぁー」


……ですわぁー!?

「です」ではなく「ですわぁー」!?


言ったそばから、
なに今のイントネーション…!?
と、脳内で自分に突っ込む。

学生時代に、「にゃん」も「だお」も
口にしたことのない私だが、
これはこれでメンヘラとは異なる
面倒くささを連想させる。

ちなみに、
「ですわぁ⤴」でななく、
「ですわぁ⤵」だ。


ときを戻そう。


私の課題は、保護者指導だ。

幼児教室に来る子どもたちは、
一生懸命に頑張っている。
それでも、つい
手を出して教えてしまったり、
これくらいは出来るはず
という考えが頑なであるあまりに、
訓練か鍛錬のように
なってしまっている親がいる。

そういう場合に、
長期的視野で
今、目の前の子どもたちに必要な
声掛け、接し方はなんなのかを
親に伝えるのも講師の役割だ。

頭では分かるのに、
オブラートに包むあまりに
うまく伝えられない自分がいるのだ。


子どもがいない私は、
「なにを偉そうに!
子どももいないくせに!」
と言われてしまえば、それも事実だ。

だが、
子どもたちの成長のために
伝えなければならないと感じている。

たとえ親にいい顔をされなくとも、
いつか、
「あの先生が言っていたのは、
こういうことだったのかしら?」
なんて、 
少しでも響いていたなら幸いだ。
(ほぼないが…)

一方で、
お父様もお母様も今まで
頑張ってきたからこそ、
ご自身への自負があることも想像できる。

一生懸命やってきたからこそ
受け入れられないことも
あるだろうなぁと。

「講師」という、よそ者の話を
簡単に受け入れられないのも
少なからず理解できるのだ。


そして、口から出たのは、

「それが今の私の課題ですわぁー(⤵)」

聞いてくれたのは、
私が尊敬する先輩先生だ。



あぁ。
私は尊敬する先生の前で、
なんてヘンテコな語尾で
まとめてしまったのだろう・・・。


「まぁ、のっぽ先生は、
お子様がいないからね。
子どもがいないのに!と思われたらって
いう躊躇もあると思うよ~。」


『・・・!』


変な話し方にも関わらず、
真剣に聞いて
私の心の奥底にある気持ちを
代弁してくれた。


さすが、
尊敬する先生は、
どこまでも尊敬できる。


気持ちを
受け取ってもらえるって有難いなぁ。







記事を見つけて下さり、最後まで読んでいただきありがとうございます。 少しでもなにか心に残るものを届けられていましたら、こんなにも嬉しいことはありません。