直撃・青木真也！
証言！『DREAM』（24）「『DREAM』との親子ゲンカと今の思い」

　ついに最終回！ 約２年に渡って振り返ってきた本企画。今回は謎の『DREAM』王座返上の真相から最後の『DREAM』参戦、そして現在の思いについて。長きに渡って繰り広げてきた『DREAM』物語も今回でひとまず終了。最後に“バカサバイバー”青木真也は何を語る!?（聞き手◉“Show”大谷泰顕）

◉GSI presents DREAM.18＆GLARY 4 ～大晦日 SPECIAL 2012～（2012年12月31日、さいたまスーパーアリーナ）
［第1部 DREAM］第6試合 DREAMライト級ワンマッチ
○青木真也（2R 0:24 ギブアップ）アントニオ・マッキー×

『DREAM』ベルト返上の経緯

――“バカサバイバー”！　２年弱に渡ってこの企画を続けてきましたけど、今回で最終回を迎えます。
青木　２年近くやってきたんでしたっけ？
――そうですね。
青木　長いようで短かったかな。
――ですね。
青木　今回は『DREAM』最後の試合？
――2012年大晦日になります。
青木　アントニオ・マッキー戦か。
――そうなんですけど、まずその年の７月に『 ONE』と正式に契約して、10月に最初の試合があったと。
青木　ええ。
――その段階では大晦日がどうなる、とかそんな話はあったんですか？
青木　あるのかないのかも含め、僕は無視されていましたね。
――『DREAM』側から？
青木　そう。
――あら。
青木　まず加藤博之さんからは「（大晦日に大会をやっても青木は）出さない」って周りに言っていたくらいだったから。
――『DREAM』側からすれば、裏切り者扱いだった？
青木　完全にそんな感じだったんでしょうね。
――まあ、そこまでずっと一緒にやってきた同志というか仲間でしたからね。
青木　その辺に関しては、僕にも生活があるからしょうがないですよ。
――それはそうだと思います。
青木　ですよね。
――10月に入ると、まず10月25日に笹原圭一プロデューサー、川尻達也らが会見を開いて、「大晦日SP」という大会を、さいたまスーパーアリーナで開催することが公になります。
青木　ありましたね。
――その頃だったのか、“バカサバイバー”はSNSで「DREAMの王座返上」を報告しています。
青木　あったあった（笑）。
――ちょっと話題になっていましたもんね。
青木　あれはホントクソでしたよ。
――クソ？
青木　僕が『DREAM』関係者に対して、未だに信用できないのはあれがあったからですよ。
――というと？
青木　あの時の対応がクソだったから。
――対応が？
青木　人伝に、「ベルト返せ」みたいなことを言ってきて。

『ONE』からのオファーで大晦日参戦