グラップリングにもアウトボクシングとファイターがあっていろんな練習があるぞって話。

ボクシングにアウトボクシング、ファイターとあるようにグラップリングにアウトグラップルとファイターが存在します。アウトグラップラーの中にも組手で逃げる場もあるし、組んで攻防を拒否するパターンもあるのであくまで大まかな分類であることはご理解ください。

僕はファイター型のグラップラーでその中で分類するならば攻撃型の待ちの選手なのだとおもいます。自分の有利なポジションを取ってから相手の反応に合わせてサブミッションを取るイメージをしていただけたらわかりやすいと思います。

サブミッションはとるイメージよりも相手の自滅を促すイメージです。

最近の練習では攻防を拒否する選手と練習することを大事にしています。
以前は攻防が少なく練習にならないので、どちらかといえば嫌っていました。
確かに技術が伸びるかどうかでいえば寝業の攻防が減るので、技術の伸びは期待できないです。

最近の僕の練習は階級上のアウトグラップラーを大切にしています。
逃げられるし、一見するとMMAにない攻防も増える。それを無理矢理にでも自分のペースに持ち込んでサブミッションする、抑え込むのは技術もいるし体力もいる。僕のイメージは本気で出し切るぶつかり稽古です。

昔は相手選手のことも考えて逃げるなよ。と思っていたけどもそんな気持ちは今はなく自分の練習にだけフォーカスしています。これは本当にいい練習になる。全力でぶつかれるって素晴らしい。

もちろんファイター同士で勝負してくれるのも好きだし、テクニカルにテクニックで争うスパーも好きです。階級下の選手とはテクニックで会話するようなスパーリングを意識しています。例外として北岡悟選手とやるときは全力で潰すようなイメージでやっています。彼の頑丈さは異常です。10年以上付き合ってきて彼は壊れないのです。本当に頑丈だし、あんなに頑丈な選手は見たことがない。親に感謝しろよな。

無駄な練習はないのです。どんな練習相手でも課題を自分で作ればいい練習ができるよねって話。

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