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脇固め 「テクニックとも言えない行為」か はたまたルールを研究した「クリエイティブ」か

Twitterを眺めていたら、僕の技を「テクニックとも言えない行為」と紹介している方がいらっしゃって、ルールで許された行為に対して「あんまりだ」とは思いつつ、ルールで許された技術であることを被せるTweetををしたところです。それなりに反響があってよかったです。

Tweet主の「テクニックとも言えない行為」の意味合いとしては、「ルール内とは言え、相手にギブアップの間を与えない技」に関して、それを技術として認めていいのかとの意味合いであると受け取っていて、その意味合いも理解できるので普段の練習では暗黙の了解として禁じ手にしている技なので、Tweet主の言わんとすることも一定理解はします。僕に対する好き嫌いは横に置いておいて、意見としては一定理解はします。

危険な技に関しては格闘技の技としては存在してもスポーツとしての形を守るために反則とすることはあります。ONEのスラム禁止や柔道の蟹挟みや捨て身の脇固めはまさしくそうだし、危険性とはまた別の文脈で観客を魅了する競技にするため、判定基準や消極的なファイトに対する罰則があって、柔道の足取りを禁止にして組み合うルールにしているのは観客を魅了するエキサイティングな競技に導くためのルールです。

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