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ONE Fight Night 11 見所と与太話 青木真也の試合は何処へ…の巻

やってきました。毎月恒例のONE Fight Night。

本来であれば僕もそろそろ試合をしているはずだったのですが、試合のオファーは一向になく、干されているわけでもないと思うのですが、後回しにされている状態なんだろうと察して聞き分け良く納得しているところであります。どうなっているのかとお伺いを立てすぎるとONEから「そんなに試合したいなら毎週金曜日にやっているフライデーファイトで試合してもいいよ」と言われそうではありますが、そうなったらそうなったで「まあ窓際ってそういうことだよね」と受け入れる危機感と覚悟は常に持っております。まあそれはそれとして。

今回は日本人選手が一人も入っておりません。キックボクシングやグラップリングの試合で試合レベルが高いのはわかるけれど、日本のファンの多くは日本人が出ているから視聴すると思うので、日本人選手が出ていないと厳しいところだなと思います。逆にこの試合を楽しみに見ようとしてくれるお客さんがいてくれたら、日本大会をやっても簡単に完売御礼で誰も苦労しないと思うんですよね。

僕は過去に対戦した選手も出場していたりするので、この選手とこの選手が試合をしたらどうなるんだろうと楽しめるところがあるので、十分このカードでも楽しめています。その意味では自分が関わった選手が出場している分だけ、UFCよりも楽しめているかもしれません。オリンピックよりも自分の子供の運動会に熱狂するみたいな話で、関わりや思い入れや物語が大事だと思っているので、単純に競技レベルだけで見ようとならないのは納得ではあります。今大会は対戦したことのあるケイドルオトロや大会で一緒になった選手の試合が気になっておりました。


成長を遂げたONE。されど個性は表現し難い。

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