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直撃・青木真也! 証言!『DREAM』(18)「伝説の自演乙戦〜未だに魔裟斗が嫌い」

青木真也が『DREAM』を語っていく、大反響のインタビュー企画。右腕を骨折させ、暴言を吐き、中指を立てるなど物議を醸した廣田瑞人戦から1年。2010年の大晦日、“バカサバイバー”の対戦相手となったのは“コスプレファイター”長島星︎自演乙星︎雄一郎だった。今回は青木本人が「ベストバウト」と公言する、あの伝説の一戦を振り返る!(聞き手◉“Show”大谷泰顕)

以下、今回の記事の一部を紹介

・自演乙戦の発表が12月13日になった事情
・実は別の対戦相手の噂があった!?
・生意気な発言
・『DREAM』との決別につながる言葉
・「未だに魔裟斗が嫌い」

・自演乙戦の発表が12月13日になった事情


――さあ、今回も『DREAM』を振り返っていきますよー。
青木 今回はなんでしたっけ?
――今回は、いよいよ“バカサバイバー”のベストバウトの話を訊いていきたいなと!
青木 長島(星︎自演乙星︎雄一郎)戦かー。
――です!
青木 あれねえ……(なぜか嬉しそうに)。
――大会名は『Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~』(2010年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)だったんですけど、まず最初に訊いてみたかったのは、最初にこの大会の開催発表会見があったのは、11月4日だったんですね。
青木 ええ。
――そのあと11月19日に第一弾カードの発表があって、そこではまず高谷裕之 ×ビビアーノ・フェルナンデスによるDREAMフェザー級タイトルマッチが公にされたんです。
青木 はい。
――そのあとに第二弾カードとして、青木×長島によるミックスルール戦を含む3試合と、参戦予定選手2名が発表になったんですけど、なんとそれは12月13日でした。
青木 そんなにかかったんだ(苦笑)。
――そうなんです。大会までもう3週間を切っての発表でした。そこで疑問なのは、なぜそんなに時間がかかったのか。
青木 ああ……。
――1年で一番大事な大晦日の大会なのに不思議というか、謎ですよね、どう考えても。
青木 なぜもつれたのか。
――そう、その理由を知りたい!
青木 じゃあ、そこから話しましょうか。
――お願いします!
青木 そもそも青木×長島戦ていうのは『DREAM』側の提案じゃなかったんですよ。
――というと?
青木 その頃、『DREAM』とは別にヘビー級の『K-1』と、中量級の『K-1 MAX』があったじゃないですか。
――ありましたね。
青木 それぞれ独自の路線を進んでいて、その三つが一度に見られるのが大晦日の『Dynamite!!』だった。
――そうでした。
青木 例えば『DREAM』を運営していた加藤(博之=『DREAM』の責任者)軍団の人脈で、『DREAM』には不向きだけど、ヘビー級の『K-1』や中量級の『K-1 MAX』向きの選手はそっちに出して、逆に『K-1』向きではないけど、『DREAM』向きの選手は『DREAM』に出して、というやり方をしていたじゃないですか。
――ええ。
青木 だけど、『K-1』を運営していた谷川(貞治=K-1イベントプロデューサー)軍団と、加藤軍団の思惑というか、考え方にズレがあって、どうにかそこまではやってこれたものがなかなかうまくいかなくなった。
――ズバリ言ってしまうと、カネですよね。
青木 それだけじゃないでしょうけど、それもあったと思います(キッパリ)。

・実は別の対戦相手の噂があった!?

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