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全日本プロレス 後楽園ホール大会 田村男児さんが強さに真っ直ぐ興味を持って、強さを求めてやっていることを確認したの巻

10月21日 全日本プロレス 後楽園ホール大会 田村男児戦 

15分時間切れ引き分けでした。応援ありがとうございました。
試合は引き分けなので悔しい気持ちはありますが、それ以上に清々しい気持ちが強いです。やっぱり強さを全力でぶつけ合う闘いをすると気持ちがいいです。

田村男児さんが両手をあげているのがすべてを物語る

試合をして感じたことは田村男児さんが、強さに対して真っ直ぐに興味を持って、強さを求めてやってくれているのを強く感じました。田村男児さんが上手さに逃げずに強さを大事にしている姿は僕は好きだし、闘ってみたいと触手が動きますが、今の主流のプロレスに強さが必須かと言われれば、必ずしも強さが求められるわけではなく、強さを求める姿勢は短期的に見ると遠回りな選択になると思うので、いくら我が道を往くにしても若いうちは葛藤があるだろうなと見ていて思いました。

遠回りに見えることが結果として近道になると僕は思うし、田村男児さんは今後上に昇っていく御仁だと思います。

田村男児さんが試合コスチュームをプロレス用のパンツではなく、LIDET UWFやGLEAT MMAで履いていたパンツに裸足できた姿を、僕はリング上で見て、この人は今どき珍しい強さへの興味と追求がある人で、青木真也に自分のプロレスをぶつけて打ち破ってやろうとの強い気持ちを感じて、リング上で嬉しくなりました。貴方がその気ならばお付き合いしますよと青木真也をぶつける中で、互いのプロとしてのプライドで試合を成立させることができました。ありがとう。

逆エビ苦手です 

試合はナマモノですから、思った通りにはならないものですが、田村男児さんが思っていた以上にギブアップも3カウントも取れずに15分時間切れでした。スパって極めるか丸め込んでいたら、笑顔で抱き合っていただろうけど、極めれなかったことが悔しくて、試合後は握手をせずに「ありがとう」とだけ伝えて帰りました。試合は噛み合って能力総動員で楽しかったし、こんな試合ができることが嬉しかったけれど、それと同等かそれ以上に悔しかったです。田村男児さんは十二分に強いので、自信を持って2023年中に頂点をとってください。

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