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5月17日シンガポール。クリスチャンリー戦決まりました。

試合3日後に次の試合が決まりました。


5月17日ONEシンガポール大会でクリスチャンリー選手と試合します。防衛戦です。
大会後の記者会見で「クリスチャンリーと闘いたい」と発しました。大会3日後の水曜日の夕方にシンガポール大会でクリスチャンとやらないかとチャトリから連絡をもらいました。流石に急だったので、少し考える時間がほしいと伝えて1時間後に了解を出しました。多くの人が少し休めと思うだろうし、多くの選手が休む選択をするとは思います。ただ僕はやる。これは信念というか生き方の話なので、個々違っていいとは思っております。

何故このショートスパンで闘うのか

あと1ヶ月で36歳になります。自分のパフォーマンスがいつまで維持できるのか。5年後に今のパフォーマンスを維持できる自信はないし、やれる事はやれるうちにやりきりたいと思っています。一番怖いのは自分の可能性を使いきれないで死ぬことです。裏を返せば可能性をすべて使えたのだとしたら、死んでもいいとすら思っています。

ここで試合をしなかったら後悔するはずです。ここで退いてしまった自分に後悔するでしょう。
闘いたい。格闘技、試合と闘うのではなく自分の可能性と闘いたい。

今あるものを価値あるものにするために挑戦する。
 

ここで対戦相手のクリスチャンリーについて。

彼と初めて会ったのは彼が16歳か17歳のときだったと記憶しています。初めて練習して、若いのに強い子がいるなと思ったし、何度極めても何度も申し込んでくる気持ちの強い選手でした。格闘技に対して真剣な選手と仲良くなるのは必然でした。それから事あるごとに練習して、彼と練習することが大好きでした。彼も好きだったと思います。彼が怪我していても真也とだけは練習すると言ってくれて組み合ったこともあるくらいです。

彼は僕の予想をずっと超えて今やアジア最強クラスの選手になっています。
心技体はもちろんのこと、彼の感性は僕に発見をくれるし、年齢は違うけれども認めています。本当の意味での尊敬です。ずっと彼と試合をしてみたいと思っていました。

彼とはプーケット滞在中に「試合をしてくれてありがとう」とお互いに伝えあいました。
なめんなよって思うし、青木真也はまだまだこんなもんじゃないと思っています。彼に全力でぶつけて、叩き潰すか叩き潰されるかそれだけだ。

若手とどう向き合っていくのか

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