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選手滞在の宿に入って試合感が増しました。今の練習とか計量方法とかの話を。

試合を日曜日に控えています。

この時期の精神状況は月曜日の朝に更新した記事を読めば一目瞭然。
恐怖が襲ってきつつ、その中でリラックスして過ごしています。戦時中もこんな感じだったのであろうか。戦時中と僕の試合を比べるのは流石に失礼か。

まあそれはそれとして。
この時期の練習をどうしているのか。食事をどうしているのかを書いていこうと思います。ONEの計量方式は独自のスタイルなこともあって、これからONEを視野に入れている選手は参考にしていただけたらとよいです。

練習方法

この時期はほとんど練習をしません。
ただ全く動かないのは不安になってしまうとも思うので、15分から30分くらいの運動でまとめるようにしています。15分走って15分シャドーや打ち込みをする程度でしょうか。

この時期にやっても強くならない大前提があるので。無理はしないで怪我のリスクを抑えたほうがいいのです。この時期に動くメリットを冷静に考えて見つけるのがむずかしいです。

体重調整方法

ONEの計量方式は大会二日前から尿比重のチェックと体重のチェックがあります。
先に尿比重をチェックして、そのあとに体重をチェックします。排尿でどのくらい落ちるのか完全に把握するのも難しいし、尿比重と体重の二つの基準があることもあって最初は混乱をします。(今でもやりにくさはある)

ただ脱水をさせないことを目的としているので、尿比重を取り入れています。
脱水をすると尿が濃くなるので、尿比重の検査が難しくなります。いかに脱水をして計量を通過するかを競っていた側面もある近年のMMAシーンに歯止めを効かせる方法です。

計量は二日前と前日を通過すれば当日のチェックはないのですが、どちらかでも落ちると当日のチェックも課せられます。当日まで持ち込まれるとストレスが大きいので、前日までに片付けたいと思うのが選手心理です。

僕の場合は朝起きて75kg代になるのでそこから水を飲んで尿が薄い状態を作っておけば問題なしです。試合体重は77kgなのでこの階級にしてはかなり余裕のあるほうだと思います。

ちなみにきつい選手もいてその選手に話を聞いたので参考程度に書いておきます。

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