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最後の闘いとその先にあるのは寒天マン 

木曜日に試合発表してから、取材対応や大阪「NARIAGARI」の解説と駆け抜けてきて、ようやく落ち着きました。遠征先でも練習に青木真也を付き合わせる田中の兄貴の真面目さには頭が下がります。

爆発的な反響はないにしても、ジワリと伝わっている感じはしていて、狙った通りとはいかないけれど、手応えを感じています。これまで青木真也を創ってきてくれたお客様に今の青木真也を見ていただくのを僕は大事にしているので、実体よりも大きな反響は僕には必要がないと思っております。

とは言っても主催のONEはドカン!とやりたいだろうし、放送局のABEMAはドカン!とPPVを売りたいだろうし、世話になりっぱなしなので、少しでもお応えすべく「最後の闘い」にして差し上げているところは少なからずあるし、良いものにするのはもちろん、売れるものにできるように頑張っていこうと思っています。

先日の会見の控え室でONE首領チャトリに「最後の闘い」の意味を伝えるべく、これでトップクラスで闘う最後の試合にしようとする旨を話したところ、「引退!?ONEから離れる!?それならばレジェンドマッチを!」となって、チャトリさんが大事に想ってくれていて離したくない気持ちは伝わるし、有難いけれど絶妙に噛み合わない感じが相変わらずのチャトリで、微笑ましい光景だったと思います。幸か不幸か映像が回っていたので、後に出るかもしれませんので、お楽しみに。

短い時間ではあるが、自分の気持ち伝えられたのに意味がある

チャトリとは選手とコーチの関係だったときもあるし、それがいつしかプロモーターと選手の関係になって、そこで急激にONEが大きくなって行ったので関係性も変化していっているけれど、2011年のEVOLVE加入と2012年のONE参戦は本当に助けてもらったと思うし、感謝しても仕切れない「足を向けて寝られない」人だと思っています。直接伝えてもいるけれど、ありがとうの感謝はずっと思っている人ではあります。チャトリは完璧な人ではないと思うけれど、突出した才能を持っている人で誤解をするし誤解を生みやすい人ではあるが、悪い人ではないのは会見での詫びる姿からも伝わるとは思います。まあそれはそれとして。

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