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クリスチャンリーと試合後に話して感動したので、記事にして残します。

ONEのイベントにお呼ばれして、シンガポールにきております。
9日の大会はメインイベントのナショナルスターである、アンジェラリーが欠場のアクシデントにも関わらず超満員。ONEの底力を感じました。会場をしっかり満員にするプロモーションの強さはさすがとしか言えません。

イベントで感じたことや試合を見て感じたことが多々あり、本当に来てよかったなと感じています。本当に来てよかった。

まずは今回は試合で感じたことを書いておきます。

クリスチャンリー対徳留選手の試合。
最初の立ち合いを見て、結果はわかりました。クリスチャンのパフォーマンスが抜群でした。自転車とオートバイくらいの動きの差があったように感じて、もう見なくても結果がわかると思ってしまいました。(実際にその通りの結果になる。)

クリスチャンの打ち合いを避けて、打ったらすぐに組むor外す戦いが的中です。フィニッシュも、僕は組むよりも打ったらすぐかわすように見えたのですが、今日、彼に聞いたら打ってタックルに入ったんだとのこと。僕が考えていた理屈と同じなのだけども、彼と話すことで僕の考察と違うところもあって本当に面白かったです。格闘技は解釈がたくさんあって、多様性を持てるかが成長のポイントになるなと感じました。

彼と僕が話して感じたことと、試合でのポイントを以下。

打ち合わない、コンビネーション、リズム。
彼には予定調和がない。構えて相手を見ての攻防が存在しません。自分が打ったら打ち合わずにタックルや間合いを外す。その中でコンビネーションとして波状攻撃があります。そしてリズムが独特なので相手は対応に困るはず。

これは練習をしたことがあるので余計にわかります。ムエタイよりも早く、ボクシングよりも早くいリズムです。対応に困るはず。

予定調和がないので、見方によってはかけ逃げのようにも思われるけども、クレバーな戦略です。

関節蹴りで反撃できない時間を作って攻撃

彼の関節蹴りで相手はリズムが外れます。そこで自分だけ攻撃を入れる。賢すぎる。彼の攻撃は理屈があって聞いていて楽しい。

組み技が強い、体が強い、若さ

組み合ったときに徳留選手をクリスチャンが投げたのですが、あの体の軸の強さは素晴らしい。体も強いし、若さからくるエナジーがあります。漲っています。

彼は20歳。最初に練習したときは16歳でした。

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