準々決勝は早くも三戦目!
今回もアメリカキラーっぷりを発揮しプールC一位となったメキシコと、死の組プールDを最後の最後で勝ち抜いた二位プエルトリコが対決。
決勝でもおかしくないような好カードの見どころ探るべく、これまでの成績から振り返ります。
打撃
打数に15程度の差はあれど、両者の成績は非常に肉薄しています。打率、OPS、塁打数はほぼ同じで、打点に至っては27と同値。あえて差をつけるなら、HR、四球、盗塁数でメキシコがやや上程度ですが、ほぼ互角の調子と考えてよいでしょう。
投球
なんと、投球についてもほとんど差がありません。防御率、奪三振率、WHIP、与四球率、グラウンドアウトに至るまでほぼ同じ。微々たる差は投球回の違いと考えれば、こちらもほぼ互角の調子と言えるでしょう。
予告先発から考える注目の打者
ということで、ここままでは接戦になりそうです!で終わってしまうので、予告先発と、そこから考える注目の打者をピックアップしてみます。
メキシコ先発 フリオ・ウリアス (Julio Urias)
今大会は先発一度で5回6奪三振3失点と、試合を大きく崩さないウリアスらしい内容でした。今回も大崩れは無いだろうと予想されますが、どの打者との対決が注目か、挙げてみました。
vsフランシスコ・リンドーア (Francisco Lindor)
vsエンリケ・ヘルナンデス (Enrique Hernández )
プエルトリコ先発 マーカス・ストローマン (Marcus Stroman)
前回の大会MVPが今回はプエルトリコ代表に。今大会は1先発で 4回2/3 1失点 2奪三振と、こちらも非常に「らしい」内容。彼も大崩れは無いだろうと予想されますが、どの打者との対決が注目か、挙げてみました。
vsランディ・アロサレーナ (Randy Arozarena)
ジョーイ・メネセス (Joey Meneses)
ロウディ・テレス (Rowdy Tellez)
まとめ
はい、という事で、いかがだったでしょうか。
本当に拮抗している事が伝わったかと思います。
注目の打者が三人もいる通りメキシコに有利な風にも見えますが、チームの打撃成績に差がない以上、活躍が集中しているメキシコと、満遍なく調子を維持しているプエルトリコの対決、と言えるかもしれません。
いずれにしても非常に手が合いそうなこの対決、その興味や観戦の一助となれば幸いです。
補足:
メキシコ代表については、以下の記事もご参照ください。
プエルトリコ代表については、以下の記事もご参照ください。