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捨てが足りぬ!


満月の2日前くらいに書いた下書きに上書き。

なので時は2週間くらい止まっていた。


やっと寒くなってきたけれど、10月の半ばに引き続き、さらに丸10日間以上くらいは日差しも穏やかでたまに暑さもぶりかえす晴れ間の気候、チャンスではあったのに、創作準備や捨て活に黙々という訳にはゆかなかった。

真逆のことをしていた。

身体も動かせるようになってきたことだし、ずっと精魂つめてきたにも関わらず訳なく見捨てられ(訳くらい知りたいが訳など所詮ないのだろう、いずれ言及と追求を深める所存)今途方にくれ続けている裸(ら)とは関係のない誰にでもできそうな労働の中でも更に自分の偏った性格や特性でもなるべく障りなさそうなものを探し、選び、干支1廻り以上ぶりにアルバイト現場に飛び込んでみた。隙間のつもりがずいぶんのめりこんでしまって主にあくまで自転車通いがちょうどよさそうな6種類の現場へ行った。

つい短時間だと大丈夫と思ったり、作業や人の感じはどこも当たりでまた応募しても大丈夫そうだったので、部屋の片付けを避けるように連日バイトに明けくれてしまった。

人がいない早朝時間は気楽で、やっぱり10代の頃も好きで働いていたのをまだ暗い道を自転車で走りながら思い出した。ただ、あの頃と違って飲酒をおぼえたので調整が出てくる…体力はやっぱりある方な気はするというか、ありたい気持ちとお金貰うにあたって無理を効かせる根気が異様に自分にあるのを違う試みから知った。確認できた。怪我をしてからはセーブしたい気持ちも出てきたし、まだ足を庇って他の部位が頑張ってる感じが今迄より如実に出てきてカラダが愛おしい。


次のエネルギーを得るための燃料を稼ぐために…何もしないことを捨て、捨てるチャンスを捨て、リハビリ的に明け暮れた労働期間が終わってホッとした。

何もしなければ、派手に?以前のように自身の仕事のためのよいエネルギーを得るため、口に燃料となる糧を放り込んだり、からだの動きをよくする何かは必要に感じない。

何もない、流れ…そんなのが夏場の呪いや彼方側の時間をどうにか潜り抜け、捨てに走って此方側に戻ろうとした自分に少し芽生えはじめていたのに…何だか逆戻りなのか、何なのか

'裸'でなく、'をんな'じゃない人とも仕事で関わる場、世捨てをしないための大衆の世に恐る恐る賃金頂くために紛れたら、もちろんお手伝い的な労働?作業?といっても、仕事の中の仕事ってそういえば実はそんなになくて、続けてゆくうちにこれもあれもと拾い集め身につけてゆくものだったんだっけかな…なんて思えてきたり。あとは'をんな'であることの社会的な大変さだなんて、裸になってしまえば、個人的にはいくらでもあったかも知れないけどそんなのクソ喰らえで、悪意のある人物からのクソみたいな何かしらはものともせず、自分のだいじと思うムードや人のことばかり考えていたら自分事に概ね集中できていたけれど、脱ぎ去らない世界はそれが厳しい…というのはほんの2週間というか潜り込んですぐに肌で感じ、確信した。

世の中に染み付いている。

今、お付き合いのある先では、わたしは感じないことだけど、'をんな'を食い物に、人を人として見ず…事務的な闇はどこにでも存在した。色んな事柄をみて辛酸舐めつくし、考え尽くした。モデル業も踊りも裸仕事といえども対企業、対客、対社会となると、ニョキ?っとにょろっ?と商売、数字?色好み…'をんな'と裏を返せばおとこ?上下?主従?というところに随分とあからさまな嫌なものだったり暗黙のルールが潜んでいるのだなぁ…というのは知らない場所に行ってみえてきたことだった。


知り合いや親しい人物が声をあげる女性の権利とかフェミニズムの蔓延る主張については、元気で余力のあるめずらしく貴重な時間に(笑)本を読んだり考えたり目にしたり聞いたりしていたけれど、どうも正直苦手だし、自分はさらに細かく違うと思ってきたし、それはそれなんだけど、声をあげたくもなるような体験がたぶん自分の身には起きないだろう…とも思えるけれど、それでも多くの現場に見られる男性(或いは上司)へのごますりやご機嫌取りみたいなことの暗黙のルールや習慣に慣らされていたらキツいし、声をあげたくなるなぁと思った。

裸の世界は、決してうまくいっていた、いるとは思わないし、そうなったらいいと信じたり必ずしも思う訳じゃないけれど、実力というと変だけど素の力というか、余計な慣らされた悪習みたいなのに例え迎合しなくても、やっていけるかもと思える希望は見出せたから一筋の光で実際やってきた。


最近のニュースや自分のタイムリーな関心事から事務所絡みだと、男女だからどうってこともないのかも。女であろうと、男であろうと、権利を振り翳して色好みで暗黙に、自然に、仕事をされると困るなぁ…というのはずっとずーっと思っていたことで、家庭もある意味職場だよな…とはこどもの時からどこかしら思っていた。今自分の抱えていて困り果てている2つくらいのトラブルは割りと近いところで色好み、権利?権力?、仕事…だったんだなぁと少し起因するものが、自分の時とからだが止まったこの2週間でみえてきた…気がする。心は止まっていなかった。割とハロウィン仮装の代わりにお借りした作業着を身に纏い、そこはありあまるエネルギーで市井の困窮する35歳やさぐれ女性パートを熱演しながら指示通りの作業をする役目を最大限に楽しませてもらった。感謝。


捨てるチャンスを捨ててよかったとしよう。

しかし、捨て足らぬ!


乱文ですが書けてスッキリ



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