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ミクロラスボラハナビ

夜空に打ち上げられた花火のように、うっとりしちゃう発色をする小型の熱帯魚。

インパクトがある名前だから、どんなお魚なんだろうと興味をもった人も多いはず。

ミクロラスボラハナビが、この美しい発色を魅せてくれるのは、環境がよくて元気いっぱいのときなのです。
発色をよくするには、飼育環境を整える必要があります。

ミクロラスボラハナビが元気になる飼育方法をお話します。
これから飼育をスタートしようとしている人は、参考にしてください。

ミクロラスボラハナビとは

コイ目コイ科セレスティクティス属のお魚。

コイの仲間で、有名なお魚だとアカヒレ(コッピー)と同じグループです。

ハナビ(花火)という名前で流通していますが、ギャラクシーとよばれることもあります。

濃い青色をした体色に散りばめられた黄色のスポットが、宇宙(ギャラリー)のようだからです。

当店では、わかりやすくイメージしやすい「ハナビ」を販売名に使っていますよ。

ギャラクシーもハナビも、うつくしい体色から付けられた名前なのです。

ミクロラスボラハナビの飼育データ

体長: 最大2cm (約)
混泳: 単独飼育(推奨)
寿命: 約1年から2年
水温: 22〜27℃
原産: ミャンマー

ミクロラスボラハナビが元気になる飼育方法

ミクロラスボラハナビにとって、のんびり落ち着ける環境を用意すれば、見ていてうっとりするような発色を魅せてくれますよ。

単独飼育をする

臆病な性格で隠れちゃううえに、餌を取るのも遅くて下手っぴだからです。

ハナビは低層(底の方)を好んで泳ぐため、上層(水面の方)を泳ぐお魚たちに餌を食べられてしまうのです。

餌を食べれなくて、痩せてしまうことも多いので単独飼育をしてあげるのが理想となるでしょう。

小型水槽(ルノアール250)でも飼育がたのしめるから、省スペースで飼育をはじめるときにうってつけの存在になりそうです。
ヤマトヌマエビは餌を取るのが早いため、ミナミヌマエビ、ラムズホーンをお掃除屋さんに選ぶとよいですね。

餌を取るのが下手で臆病なハナビは、単独飼育で落ち着ける環境にしてあげましょう。

沈下性の顆粒フードをあたえる

真ん中らへんを泳ぐネオンテトラや上の方を泳ぐグッピーとちがって、ハナビは低層(下の方)を泳ぐからです。そのため、餌はフレークよりも底に沈む顆粒(粉)タイプのフードをあたえましょう。

口も小さいので、ちゃんと食べれているか確認してあげてください。

当店では、ゆっくり落ちていく顆粒フードと練り餌を交互にあたえています。
練り餌は、管理用としてあげているものの底に沈み、ついばんで食べれるからハナビに向いてる「ごはん」だと思いますよ。
お水が汚れやすいから、水質悪化を防ぐための水換えは必須になります。

ミクロラスボラハナビは、深いところを好んで泳いでいます。口もちいさいので、沈下性の顆粒フードを食べさせましょう。

まとめ

ミクロラスボラハナビは、かわいらしい小さな体をしてます。

うつくしい体色をもっているものの、性格がビビリなのでコンディションが安定しません。

小型水槽で飼育できるため、なるべく単独で飼ってあげましょう。

他のお魚に餌を奪われちゃうこともないし、安心して「ごはん」を食べられるからです。

水草で茂みも作ってあげれば、ハナビにとって隠れ家もある理想的な環境となるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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