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スパイスボトルで餌やりをアップデート

お魚に、ごはんをあたえすぎて、お水が濁ってしまった。

ごはんのやりすぎは、水質悪化の原因になるからダメだよ、とわかっているものの、ついついあげすぎちゃいますよね。

わたしたち専門スタッフでも、底に残るほどあげちゃって、餌を腐らせてしまうときもありました。

そこで、なにか良い方法はないものか、と考えスパイスボトルを使った餌やりが頭に浮かびました。

ごはんの量が調節できるようになったし、手も汚しません。おまけに酸化を防ぎ、新鮮なごはんをあたえらるようにもなりました。

今回の記事では、メリット豊富なスパイスボトルを使った「餌やり」について、くわしく紹介いたします。

スパイスボトルとは

100円ショップで販売している「胡椒ボトル」です。七味や塩などを詰めて使います。

当店で、餌やりに使っているのは、DAISOで購入したもの。これじゃなきゃダメ、というわけではありません。
ではなぜ、DAISOのスパイスボトルを使うのでしょうか。

なぜかというと、ガラス製の本体に木製のフタが付くオシャレなデザインをしているからです。

見た目がオシャレで、使い心地も良いと餌やりは、たのしくなりますよね。

ですので、スパイスボトルはDAISOの商品を使っています。

スパイスボトルで餌をあたえるメリット

スパイスボトルを使えば、保存面と使用面にメリットがうまれます。

餌の酸化を防げる

お魚のごはんは開封すると、じわりじわりと酸化がはじまります。

空気に触れることで餌は酸化します。
酸化した餌は、見た目に変化がなくても、お魚に必要なビタミン、栄養素がスカスカになっているのです。
知らずにあたえ続けていると、お魚の健康に悪影響を及ぼす可能性があるのですよ。

スパイスボトルなら、餌の酸化問題を食い止められるのですよ。

スパイスボトルは、一振りなら1秒くらいで餌やりが終わるし、蓋も密封できるし、空気に触れる時間がこれっぽっちもありません。

指でつまんであたえる必要もないから、雑菌が混入するリスクを減らすこともできますよね。
扉付きのケースにスパイスボトルをしまっておけば、光酸化も防げますよ。

餌の量がわかりやすい

一振り、二振りで調節できちゃうからです。

餌の粒サイズやボトルの振り方で、ちょっとの誤差はあるかもしれません。とはいえ、雀の涙くらいの量でしょう。

一度にあたえられる量が一定になりますので、回数だけでコントールできますよ。

・ごはんの量は、人それぞれ

お客さんに餌の量を聞かれたときは、下記のように答えています。
・耳かき一杯
・ひとつまみ
・目玉の大きさ
正しい量の表現かなと思うものの、上記の3パターンは、さじ加減(感覚)で変わってしまいますよね。

スパイスホドルは、シュっと一振りして、パラパラと出る量が決まっています。

スパイスボトルを使ってもらうと説明が楽ちんになるから、ありがたかったりするのです。

スパイスボトルの穴を1個にする理由

ボトルをシュっと一振りしたときに出る餌の量を少なるするためです。

DAISOのスパイスボトルは、餌の粒が飛び出てくる穴が11個あります。この穴数のまま一振りすると、あっと驚くくらいの量が出ます。
30cmの小型水槽だったら、パァーっと一面に広がるくらいの量でしょうか。

ですので、セロハンテープをペタッと貼って穴の数をひとつだけにしているのですよ。

適正な量を与えられる

お魚の飼育数によっては、穴の数をひとつにしなくても問題ないかもしれません。

でも、あたえすぎを前もって防ぐのであれば、穴をひとつにするほうが良いでしょう。

なぜなら、ボトルを振る回数で餌の量を調節できるからです。

一度にたくさんあたえるのは、お魚の消化器官に負担をかけます。
朝昼晩で3回に分けて、一振の量をあたえる。こんな感じにするほうが、お魚の健康面も考慮した餌やりができるようになりますよ。

もし水を腐らすほどあたえてしまった、となれば、原因は振りすぎたということになるでしょう。

まとめ


スパイスボトルで、ふりふりしながら餌やりをするメリットは伝わりましたでしょうか?

当店はスパイスボトルに変えてから、お魚管理の質が上がったのを実感しています。
なぜかというと、お水がよごれない量を1日3回、時間差であたえられるからです。

水質悪化をぎゅーっと押さえつけながら、ごはんをあたえられるから、お魚が元気になりました。

スパイスボトルの餌やりは、おすすめですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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