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ナンバーガールを観た。

2020年1月12日NUMBER GIRL TOUR 2019-2020『逆噴射バンド』金沢EIGHT HALL

向井秀徳の「福岡市博多区からやって参りました、ナンバーガールです」という挨拶を聞いた瞬間にブワッと鳥肌が立った。

本当にナンバーガールのライブに来てしまった、初めて東京事変のライブに行った時に椎名林檎って本当に実在するんだ‥と思った感覚に似ている。向井秀徳はそれこそ椎名林檎のステージで観たことがあったのだけど。

キャパ500人パンパンのエイトホール、高揚感が強くて特に好きな曲のこと以外あんまり覚えていないけど書き散らしておきます。

何よりも、透明少女が聴けてここまで来て良かったと思った。超ミーハー感が出て恥ずかしいけど、透明少女が1番好き。圧倒的に好き。どこまでも青いヒリヒリとした焦燥感、爽やかさが突き刺さる(向井秀徳は夏を赤いキセツというけど)。この曲はなんと言ってもギターカッティングがかっこいい。ベースもベッキベキに鳴っているし、力強いドラムの疾走感が最高。透明少女は普段から本当によく聴くけど、聴く度にドラムを叩きたくなる。本編とアンコールと2回も聴けて良かった。嬉しすぎて首が千切れるかと思った。

そして次に好きな曲I don't knowが本編最後だった喜び。叫んでいる曲って好き。そして兎に角ギターがジャキジャキしてベースとドラムがうるさい曲が好み。漠然と聴けないかなと思っていたので聴けて嬉しかった。ちなみにこの曲をニュージーランドのメロデスバンドIn Dread Responceがカバーしているのだけど、それがもう本当にかっこいい(同時にenvyのA Far Off Reasonのカバーもしている)。この曲が好きな人は聴いてみて欲しいカバー。IDRはte'にデスボイスを乗せてメロいギターソロをつっこんだような曲があってそれも本当にかっこいいです。

SPACE GIRL 〜加速装置〜も大好きだけど、流石にこれは一生聴けないだろうな。

ナンバーガール解散当時、8歳。まだASIAN KUNG-FU GENERATIONすら耳にしていない。ナンバガのことは知らないままアジカンを聴いてBase Ball Bearを聴いてやっとナンバガに出会う。ナンバガがいなければアジカンもベボベもいなかったと言われているしcinema staffもいなかったと思う。わたしも違うものを聴いていた可能性が高いな。高校生の時にナンバガと一緒にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTもよく聴いたけど、ミッシェルが復活することはない。

何度か他で書いたけど、実は新潟公演に行くつもりだった。誕生日だし、恩師に会いたかったから。間違えて新潟の翌日の金沢を申し込んだのは当選した時に気付いた。これ含め2019年は最悪だったよ。ナンバガを観るチャンスを棒に振ることは出来なかったのでチケットの3倍以上のお金をかけて行った。

1回、透明少女を聴けただけでそれだけの価値があったと思った。


成仏へ近付きます。