文章を商売道具と割り切れない女の話。

気づいてしまった。

私はどうやら、Googleさんに気に入られるような記事や、人の目を引くキャッチーな記事というものを好まないらしい。

5歳頃から絵本や小説を書いて育ったものだから、文章には情緒があるべきだと思っているのかもしれない。


Googleさんに気に入られるような記事(=SEO「検索エンジン最適化」に則った記事)なのだが、これについてよく知らない方に簡単に説明すると、たとえば「フライパン 収納」というテーマで記事を書きたいとする。

まず、Googleさんに気に入られやすいタイトルは、「驚きのフライパン収納術!あの百均グッズが便利な収納具に早変わり」といった感じだ。

タイトルの前方にメインキーワードである「フライパン 収納」を持ってくるというのが、Googleさんのお気に入りになりやすい。

このほかにも気に入られるタイトルのポイントなどはあるが、好みでない。

また、「驚き」や「あの百均グッズ」など、意外性を狙ったキャッチーな言葉を積極的に使うのも、好みでない。

これらは、私の美意識にはそぐわないのだ。


とは言え、私はWEBがメインのフリーライターなので、仕事ではSEOに則った記事を書くことが大半だし、仕事なら好みでない記事の書き方も甘んじて受け入れられる。

好みではないにしろ、SEOにきっちり則った記事は、ある種、美しいものでもあるから。


が、問題は自身のブログだ。私は仕事の営業用に使えればと、ブログを持っている。

つまり、Googleさんに気に入られる記事を書いたほうが絶対に良いのだ。

しかし、私にはそれができない。自分の美意識を曲げられない。


キーワードを前方に? そもそもキーワードを設定して記事を書いていない。

キャッチーなワード? かえって、ありきたり感が出るからやだ!!

記事本文に関しては、一応、慣用句や四字熟語、難しい漢字はなるべく使わず、分かりやすいように書いてはいるが、これが私の中では最大限の譲歩だ。


文章を商売道具として、割り切ることができない。

なんて真面目くさった、不器用な、商売に向いてない人間なんだろう。

とも思うが、やはり私はそんな自分が好きだし、きっとずっとこうなのだろうと思う。

そして、勝手ながら情緒ある個人ブログを書く人が増えて欲しいとも思うのだ。


(noteは情緒ある文が多くて、とっても居心地がよきよき)

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たけなわアヤコ

フリーライター兼、編集/ライター歴7年/札幌在住のバツイチアラサー/ブログやTwitterもやっていますが、ツイート以上ブログ未満のつらつらとしたつぶやきはこちらへ投稿しています。その場の香りや体温が匂い立つような文章を書きたい。
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