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柑橘系オイルとアロマテラピー~フクロマリンフリー(FCF)の不思議


常々、
柑橘系オイルの取り扱いは要注意!!
と言い続けていますが、
大丈夫なのもあるんです。

へ?
そうなの??

ですよね。
もっと早くにお伝えするべきでした。

お肌につけても大丈夫な柑橘系オイルの合言葉は

フクロマリンフリー(FCF)☆彡

キャリアオイルによる希釈はマストですが、
ベルガモットだったとしても、
フクロマリンフリーの表示のあるものは朝からお肌に使えます。

いきなり結論どーーーんと言ってしまいました…。

光毒性は、
柑橘系エッセンシャルオイルに含まれる
フクロマリンという成分を
肌につけて太陽光に当たると、
感作(かぶれ)を起こしやすくなる性質のことです。

フクロマリン化合物は多環式分子という構造を持っていて、
この構造だと、
紫外線エネルギーを分子内に蓄積、放出するそうです。
で、このエネルギーが皮膚に良くない作用をもたらすのだとか。

じゃ、なんでフクロマリンフリー(FCF)は大丈夫なのか。

たいていの柑橘系オイルは圧搾法という、
オイルを搾り取る抽出法で採集されますが、
フクロマリンフリー(FCF)のエッセンシャルオイルは
水蒸気蒸留法で抽出されます。
フクロマリンは一定程度以上の熱による揮発性を持つために、
その抽出の過程で揮発し検出されなくなるとのことです。

そして、
フクロマリンが検出されないことをフクロマリンフリーと言います

『柑橘系の香りが好きなのに、毒性だなんて…』

と残念に思われていた方も、

フクロマリンフリー

または

FCF

または

Furocoumarins Free

の記載のあるエッセンシャルオイルをゲットして、
光毒性から自由になって、
アロマテラピーを楽しんでください。

あ!
たまに、
抽出法が水蒸気蒸留法でも、
フクロマリンフリーの記載のない
エッセンシャルオイルもあるので、
気を付けてくださいね。

合言葉は
フクロマリンフリー(FCF)☆彡


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