こんにちは。コロナ禍になってから、マスクイケメン・マスク美人という言葉が流行りましたね。その頃から私もボチボチ婚活をはじめましたが、マスクをしていて、鼻や口元が隠れるのは特に婚活においてはデメリットばかりだなと思ったのでそんなことを書いていきたいと思います。

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■想像と実際のギャップ

人間の脳は見えないものを補完してしまう構造です。そのため、目元や髪型などから、イケメン・美人を感じてしまうと、マスクを取ったときの鼻や口、歯並びなど、自分の思い描いていたことと違って幻滅してしまう、という話をよく聞きます。正直私も同じことを感じたことは多々あります。

理想と現実のギャップが大きい方が幻滅してしまう、というのはマスク以外にもありそうです。例えば、仕事ができそうな雰囲気なのに全然できなかった、筋肉質なのにスポーツができない、などなど・・・。逆に言えば、その雰囲気を作り出すことでハッタリをかますこともできます（まあ、どこかで見破られてしまうと思いますが）。

私は別にイケメンでもないし、めちゃくちゃ仕事ができそうな雰囲気を纏っているわけでもありません。だからこそ、ギャップを感じてもらいたくないので、極力マスクは外しています。最初からこの人はこんな感じ、とファーストインプレッションと実際の差をなくしていくことは、これから深い関係になるであろう人ほど必要なことのような気がします。

■表情筋がなぜあるか

若干話は逸れてしまいますが、表情筋（顔の筋肉）は30種類以上あるそうです。私の実家では猫を飼っていますが、ずっと観察していても目や口まわりしか大きく動きがないように思います。つまり、感情を読み取ることができません。
でも人間は表情から感情を読み取ることができます。楽しそうなのか不機嫌なのか、集中しているのか、など。人間はコミュニケーションを取って集団で生活していく生き物です。そのため、表情筋が進化の過程で発達していったのではないでしょうか。もし表情筋が不要であれば無くなっているはずです。

このような、身振り手振りなども含めた言語に依存しないコミュニケーション（ノンバーバルコミュニケーション）は人間社会の中で何かを伝えるために非常に重要な要素となっています。

■関係値が浅いからこそ伝える努力を

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、ギャップと関連して表情筋がマスクで隠れていると感情を読み取ることが難しくなります。そのため、コミュニケーションコストが上がってしまい、ミスコミュニケーションにつながります。特に初めて会うなどの、まだ関係が出来上がっていないような場合ですと表情は積極的に見せた方が相手は安心できるような気がします。

婚活において自己開示が大切と言われますが、表情も十分自己開示になるようにも感じています。感情が分かりやすい人とは接しやすいと感じるのは私だけでしょうか。

■表情筋を鍛えることは意外と効果的？

表情に動きの少ない人は冷たく感じますし、いつもニコニコしている人の周りは温かい雰囲気になります。私もなるべく普段から口角を上げるように意識していますし、そうした方が心が平穏になるような気がします。

私はイケメンではありませんので、ちょっとリアクションを大きくして、よく笑い、穏やかな雰囲気を出していくように仕事でも婚活でもするようにしています（性格は顔に出ると言いますので、、、）。自分が場の空気感をコントロールできることは普段の生活でも役に立つため、表情筋を鍛えて顔で感情を伝えられるようにすることは効果的かもしれません。

■コンプレックスってしょうがなくない？

もちろん、マスクをすることでコンプレックスを隠すことができていい、という話も聞きますが、それ自体が他人からの評価を気にしているというか、いつまで隠し続けるの？と思ってしまいます。逆にコンプレックスも受け入れている、変えようと努力している姿勢の方が好感度が高いように思います。

婚活においては、例えば歯並びが悪くてお断りしたという話も聞きますが、外見オンリーで判断してしまうことは私は否定的です。まあ、マイナスな要素はなるべく排除したほうがいいことは理解はしていますが、何度か会っているうちに気にならなくなることがある、とも考えています。

■最後に

人間は社会の中でコミュニケーションを取らないことはありません。表情でコミュニケーションを円滑にすることができるので、意外と表情筋を鍛える・意識することはお手軽なコミュニケーション術なのではないでしょうか。

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