見出し画像

婚活における年収と、思い込み

こんにちは。婚活界隈では年収の話題が絶えません。

女性:「ハイスペしか狙わない」
男性:「年収が低いから結婚できない」

どう見ても、この両者がわかり合うことはないような気がします。もちろん、理想を下げたり転職をして年収を上げるといったやり方はあるにしろ、そもそも年収を主軸とした婚活の意識を変えていく必要があるのではないかと感じるようになりました。
年収による問題と、どうすればいいのか考えたことを書いていきたいと思います。

有料設定としていますが、最後まで無料でお読みいただけます。もしよろしければ投げ銭感覚で応援いただけますととても嬉しいです。


■期待をしてしまう

私は「年収による期待」という問題が非常に大きいと感じています。例えば、年収1,000万円あるから、デートではいいお店に連れて行ってくれる、ハイブランドのプレゼントをくれるといったことです(表向きには出さなくてもそういう期待は少なからずあるはず)。他にも、家賃の高いところに住んでいるだろう、振る舞いが紳士的、コミュニケーション能力が高い、などなど、高年収へのイメージといえばたくさん出てきます。

だからこそ、そうではなかった時の落差(勝手に期待しているだけ)でこの人はダメと決めつけてしまうところがあるような気がします。

■証明するものはある?

そもそも、結婚相談所のような年収を証明するものを提出する場を除き、マッチングアプリやツイッター婚活では年収は自己申告です。男性としては年収を盛らないとマッチングすらしない、という声も聞こえてきます。それは私もマッチングアプリを使っていた時に同じ現象が発生したため、よくわかります。

そもそも、本当に1,000万円も稼いでいる人が、周りに向かって堂々と「自分は1,000万稼いでいるんだ!」と言うでしょうか。私の勤めている会社でも恐らく数人それくらい稼いでいる人がいますが、誰も言いません。ネットだろうがリアルだろうが、そこは同じだと思います。垢バレの可能性もありますからね。

もし本当に稼いでいて、そう周りに言っているとしたらその人の取り柄は年収しかないのか、という話にもなります。1,000万円稼ぐほどでしたら、それなりのバリューを発揮しているはずですので、年収ではない別のことをアピールするようにも思います。

■スキルよりも業界で年収が決まる

年収自体ある程度どの業界にいるかで決まってしまいます。例えば金融やメーカー、商社といったところが代表的です。従業員をクビにすることが難しい日本企業では、年収の高い業界に入ってしまえば、スキルがなくてもそれなりの年収を手に入れることが可能です。入ってしまえば勝ちとも言えます。

大して働いているようには見えないけれどもそれなりの年収をもらっているおじさんがいる謎、というような話はよく聞きます。これこそ、どんな業界にいてどれくらいの年数勤めているかという、スキルとはあまり関係ない軸で年収が決定しています。

つまり年収が高いから仕事ができる、というのも期待・思い込みの一つなのです。ただ難しいのは「なにを持って仕事ができる」とするかということがあります。様々な尺度や考え方があるでしょうが、私は

1、迅速に意思決定・行動ができる
2、責任を持って実行できる
3、ロジカルに説明できる

このあたりは仕事ができる人に共通していることなのではないかと考えています。

■「今」より「将来」ではないだろうか

さて、年収といっても「今」の年収です。将来もっと増えるかもしれないし、会社が潰れてゼロになるかもしれません。私は企画や設計、マーケティングのような業務が主なのでリモートワークも可能ですし、収入口を増やすために色々なことに挑戦しています。

もし、彼女が地元に帰りたいと言ったらそうしますし、会社がなくなってもなんとか生きていくためのスキルは持っているつもりです。
人生は長くてたくさんのイベントが発生します。結婚・出産・子育て・介護などなど。後から身に付くことは当然ありますが、そういったイベントごとに対応できる素質は持っていたいものです。

■最後に

私と彼女はツイッター婚活で出会いました。お互い年収は公開していませんし、今でもお互いの年収は知りません。恐らく年齢的なこともあって私の方がそれなりに多いとは思いますが、外食したり出かけたりといったことはあまりしません。「今」を彼女と楽しく過ごすよりも「将来」のため、貯めたり投資したりしています。
それは彼女も了承していますので、お互い負担がなく楽しめる範囲で遊んでいます。


質問箱なるものも用意してみましたので、何かご質問などある方はこちらからお願いします。


ここから先は

0字

¥ 500

よろしければサポートお願いします!励みになります。