アラキミユ

おどっています。おどりを撮ります。 観劇の日記と、そのほかぽつぽつ。

アラキミユ

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最近の記事

DETOXGIRL

小さい頃、何を考えていただろう。 私は、どんな子どもだっただろうか。 なぎさちゃんを通園バックにつけないと幼稚園いけない! ぴんくじゃなきゃランドセルいや! ぷりきゅあと、ぴんく、おままごとがちゃんと好きだった幼少期。 ランドセルは結局親のゴリ押しで真っ赤のランドセルでした。 お友達が「おはなやさん」になりたい。といっていたので、枠が空いている「ケーキやさん」になりたいと言っている時期もあった気がした。 それ以外に選択肢なんてないと思っていた。 それが正解だと思った。

    • ぐは

      あまりにも慌しすぎた日々。 5月、6月と本番があり、7月の本番に向けての稽古もあり。 自分の作品のための時間もつくり。 あんまりにも時間と脳みそが足りなかった。 なので、今脳みそをふんだんに、一つのことに向かって使用できるのが、楽しくて仕方がない。 だいたい、忙しい期間は体調がバグっている。けど、正直その期間はそれに気が付かない。 終わってから、ガタが来る。 今回もそんな感じだった。 終わってから、ガタガタと。 けどだいぶ元気になった。 今日は餃子を食べた。 今

      • ロロ『BGM』

        ロロさんは一年ほど前、「ロマンティックコメディ」を観た 思えば、自分が演劇を観始めたのはここからで、ロロさんが面白かったから、続いて演劇をホイホイ観られるようになった。みたいな部分もある。 そんな期待もあって、ワクワクしながらKAATに向かう 結果 先に言いますと、 「あぁ〜好きいい、、! ありがとう、、! 」 という心境でして。 会場前、グッズ販売ブースに、演劇の関連書が置いてあった。 LGBTQ+に関する書物が並ぶ。 あぁ、これはそこに関しても触れているのかぁ、と知

        • ゴガツダ!

          新しい生活が始まって1ヶ月が経った。 新しい環境。 去年は完全ぶらぶらフリーターだったので、非常勤であるとはいえ、少し安定した環境に身を置くことになって、どうだろう、と様子見の1ヶ月。 実際働いてみて、去年一年がいかに安定していなかったかがわかる。 今も時給制ではあることに代わりはないし、正社員の方に比べれば全然安定はしていないのだけども。 お金の安定は精神の安定、、間違いない、、 べつにお給料が増えたわけではないけれど、ゼロになる。ということはない。 仕事も一年間は確

          ナノルコト

          名乗る。 肩書きをつくる。 って、すごくハードル高い。 というか 断言するほど自信がないと言いますか。 ●ダンサー コンテンポラリーダンスを始めたのは5年前なので、まだまだですけど、踊っていた年数はかれこれ17、18年ですから、ちょっと調子乗って 「ダンサーです」 なんて言う時もありますけど でも毎回は、どうも気恥ずかしくて 「ちょっと踊りをやっています」 って言っちゃう。 そうするとほら、なんか断言し切らず、少し柔らかくなる感じがしないですか? ●カメラマン これ

          0429

          午前中は、久しぶりにゆっくりとしている 10時近くまで寝てしまった。 午後から撮影に向かう。 日本科学未来館は4年ぶりくらい。 久々に行う映像の撮影は、集中力の戦い。 抑えたいところは、だいたいきちんと抑えられた。 もっと遊んでもよかったかな、とかも思っていたりする。 演技のなかの演技ってすごく難しいネ 声張ればいいってもんじゃない 毎回勉強になっている。 役者ではないですけども。

          「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

          先日、エブエブを観に行ったときに、気になっていた映画予告。 なんなら、ゆうめい「ハートランド」の開演前にも予告が流れていて、さらに興味がそそられていた。 「わたしたちは全然大丈夫じゃない」 優しい広告に書かれた謳い文句とは思えない文章。そのギャップに惹かれた。 ぬいサーと呼ばれる、ぬいぐるみに話しかける人たちのあつまるサークルに入部する、学生達。 恋愛の感情がわからない七森 事件事故に対し、敏感に反応するようになってしまった、と同時にそんな自分に嫌悪感を覚える麦戸 そ

          「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

          ぼやっと、

          人と 踊りの話、舞台にまつわることをやっているとき以外の時間、自分が存在している感覚がわからなくなっていく そういう時はふとやってくる 自分の輪郭がぼやっとしていくような ひとりで何かを作るとき、いちばんそれを感じる そこでやっと あぁ、自分は本当に 他人がいないと生きれないんだなぁ と我にかえる。 別に人と比べて、とかそういうのではなくて 貴方と話す、ボールが帰って来る そこでやっと自分の存在が感じられる。 そんなかんじ。 前よりか 自立できているんじゃないか?

          ぼやっと、

          ゆうめい『ハートランド』

          東京芸術劇場シアターイーストでゆうめい「ハートランド」を観に行く。 ゆうめいの演劇を観るのはもちろんはじめて、どんな作品を出している団体なのかも、予備知識もなんにもない状態で向かった。 鑑賞し終えて、 あれ? この結末は、、? あれ?回収されていないものがいっぱい、、? 結構混乱が混乱を招んでいる。(今芸術劇場前のPRONTでこれを打っています) Twitterで、これはどういう意味だったんだ? を書いている人いるかなあ、なんて思ったのですが、あんまりいないので、自分

          ゆうめい『ハートランド』

          本名

          ダンサーネーム? 活動名? を荒木美結から「アラキミユ」 に統一した カタカナの羅列を使い始めたのは、確か大学2年 そのときは「アラキミユ」って書いていた。 本名を使わない理由 ①純粋にカタカナが好き ②なんかこっちのがしっくりきちゃう ③「日本人女性である」のフィルターを名前でかけたくない 昔はそこまで考えてなかったけど なんか 3年くらいかかって、ようやく腑に落ちたなぁ、と そういえば小学生の時 同じ ミユ(美優) って名前の子がいたから 6年間「アラキミユち

          エブエブを観たんだ!

          本当は公演を観にいくつもりだったのだけど、知らぬ間にチケット完売していたらしく、おすすめされていた映画を観ることにした。 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 なんちゅう長い題名だ。 あんまり映画を観る機会がなかったのだけど、最近おすすめしてもらったり、興味が湧いてきたりで、ちょいちょい観るようになっていた。 けど、映画館での鑑賞は本当に久々。3ヶ月ぶりくらいかもしれない。 どんな作品だったんだろう 思い出そうにも、あんまりにも情報過多で、頭が追いつか

          エブエブを観たんだ!

          しがつになりました。

          4月に入って、新卒っぽいスーツの人や、今日入学式だったのかな、みたいな人と電車に乗る。 私の新しい職場の仕事始めは1週間おそくて、明日からスタート それの前に一足先に今年度の本番の稽古がスタートしている。 上旬までに3本出る、自分の作品とかもちゃんとカウントするとしたら4本。 少なくとも4つの脳みそを必要とする期間が始まる。 ぷらすで、仕事場、プライベート、、エトセトラ うわああ! た、たりるかなあ! で、はちゃめちゃに不安です。 ですが、なんか 踊りを通じて動いて

          しがつになりました。

          続、しく。

          なんで泣きたくなるんだろうとか なんでうまく向き合えないんだろうとか 悩ましいなあ、ってずっと思っている。 泣く、ということを最近ずっと考えている。 ちいさい時、何に対して泣いていたっけ、 今泣く時、何に対して泣いてしまうっけって ▼幼少期〜十代 主な理由は【悔しい/ジェラシー】 ・うまく踊れない ・うまく一輪車に乗れない ・さんすうの時間にゾウさんが数えられない ・バレーボールが下手くそ ・同世代の子に馴染めない いろんな悔しいがあった。 この子よりもうまくなら

          続、しく。

          『エイリアンのミラーボール宣言主義』

          (R5.03.18) いつものように、考察、という作品ではないから、書くか迷ったのですが このウズウズ どこにも行けないのは、つらいので ぽつぽつと、書いておこうと、 カラダってなんで動くんだろう 何を動機として動かす必要があるのだろう そこまでのプロセス、どうやって紡げばいいだろう 最近ずっと悩んでいた(いる) そんな状態だった 待ちに待った今回の公演 本当に楽しみで仕方なくて、たぶん2ヶ月近く前から予定は空けていた。 煌めく床に、上からキラキラとしたカーテンみた

          『エイリアンのミラーボール宣言主義』

          しく。

          子ども達春休み期間中のため、1日保育 ふと気がつくと いつもひょうきんなあの子が、泣いていた 喧嘩をしたみたいだ。 泣いていて、何を言っているかわからない 涙を止めて、話そうとしてくれる なんだかその姿が 苦しそうで、辛くなっちゃって 泣きたいなら泣けばいいんじゃないかな と思って 落ち着くまで泣いてもらった いつも抱きついてくるけど 今日は 縋り付く、みたいな感じで あぁ、これは、この姿はどこかで見覚えがあるぞ、と。 膝の上で泣き続けて3分間 他の先生がやっ

          っ。

          わたし。なんだろう、と思っていたのだけど 恐らくわたしはこの舞台上で、一度目の人生を終えている。 特攻隊員だったのだと思う。 その列に並べること、なにも考えず駆け抜けること、争いを勃発させること、死ねること、とても喜ばしいことだと思ってた。 ただ、やっぱり死ぬ直前に、あぁもっと話しておきたかってな、とか、あぁもっと人と触れ合えればよかったのにな、とか、考えてしまった そうしたらあんなバケモノになってしまいました。 地縛霊のようなものかな やったー、人間に見られてる〜 お