見出し画像

人生を少し動かせた、私のPOOLO卒業記

振り返るとあっという間の8ヶ月間。POOLOへの参加を決めた春先から、夏が過ぎて秋になった今、"ちゃんとに"POOLO生活の振り返りを綴ります。


好きなことが分からない自分からの脱出

卒業制作のテーマが「私の今までとこれからのキャリアデザイン」だったので、正直にこのテーマに沿って卒業制作を書きます。まずはPOOLOに入る前の自分の振り返りから。

好きなことも、自分がやりたいことも言えなかった自分

誰かから褒められることが好きで、周りの人たちから頼られるのが心地よくて、ずっと誰から"認めてもらうこと"で自己を保って生きてたんだと思います。だから周りから"良い子"って思ってもらえるように部活と勉強だけを必死に頑張ってきたのが私でした。

社会人になってから数えられないほど聞かれた、

「あおいって何が好き?」「〇〇さん(苗字)って何がやりたいの?」

って質問が大嫌いだったんです。だって周りの人から認めてもらうことにしか興味なかった自分が、「私がしたいことは?好きなことは?」なんて考えもしなかったんですよね。

と同時に、好きなこととかやりたいことすら言えない自分が情けなくて恥ずかしくて、考えるのも放置気味でした(笑)

好きなことも言えなかった自分はどう変わった?

第1タームに作った資料の自己ビションの1枚

POOLOの講義やたくさんのチーム活動の中で、
自分が大切にしている価値観や考え方、何に興味関心があって、自分の"豊かさ"とは何かをたくさん考えました。

それも、ちゃんと"誰かに認められるフィルター"を取っ払って。

おそらく自分1人だと言語化できなかったやってみたいことが、時間を重ねていくうちに少しずつ、自分の中に腑に落ちていく感覚が夏頃から感じてました。

  1. 同世代に海外の素晴らしさを知ってほしい

  2. 日本が好きだから何かを還元したい

  3. 日本を観光立国にしたい

これが今の私が思う、自分のやってみたいことです。

ずっとこのままかもしれないし、もしかしたら来月には変わってるかもしれないと思いつつ、
なんとなくでも自分の興味があることや、やりたいことに出会わせてくれたのがPOOLOだったなと改めて。

これからの自分とキャリアデザイン

では前談(?)が長くなってしまいましたが、これからの自分についても私なりに考えてみました。POOLOでの講義や活動を通して、感じたこと、書き留めておきたいことがたくさんできました。

私1人がいなくなったところで精神

ちょうど会社の退職を考え始め、フリーとしてやっていくかどうするかを悩んでいた春先。それでも会社員という、いわゆる"普通の道"を離れる漠然とした恐怖はずっと感じてました。

でもあるタイミング、ある人から言ってもらった何気ない言葉だった、

「人が1人辞めたところで会社は潰れないし、自分が思っている以上に退職って一大事じゃないと思うんだよね」

確かに、なるほど。と感じました。

辞めたら申し訳ないとか、退職したら世間的にどう見られるとか、色々考え過ぎてた自分にとっては気持ちいくらいシンプルでわかりやすい言葉だったなと思います。

会社のための自分ではないんだと、簡単なことかも知れないけど、私はこの時間をかけて気付けたからこそ、

殻を1つ破って新しいことにチャレンジしていこうと思っています。

激務でオフィスで撃沈してた時に同期に撮られた1枚(笑)

過去のカメラロールを遡るとこんな時代もあったな〜と、1日何時間会社に時間を費やしてたんだろうとちょっと怖くなりました(笑)

私が辞めたところで会社は潰れないし、恨む人もいない。だったら自分の時間をどこに使いたいかは明確でした。それに気付けて本当に良かったと感じています。

また近いうちに退職を取り巻いた色々な感情については別のnoteで綴りたい。


私が好きなのは「旅」ではなく「観光」でした

旅をテーマにしてるコミュニティということもあり、参加者のみなさんの多くは「旅好き」や「旅人」という感じの方が多かった。

今だから言えることですが、POOLOが始まった直後はちょっと違和感を感じてたんです。

あれ、私って旅人なんだっけ…?「旅」って何?

私がこれまでしてきた旅行って、その土地の暮らしや人をフォーカスを当てるってことを意識してこなかったから。

ゲストハウスも正直泊まった経験はなく、人との出会いを目的にとか、旅行を通して誰かと一緒に時間を過ごした、みたいな経験がなくて….。

なので勝手に私がしてきたのは旅じゃなかったのかとプチショックを受けたことも(笑)

でも講義を重ねていくうちに、観光とは「その国や土地の"光"を観ること」だと知り、直感的にこれだ!と思いました。

その土地に行くことが好きで、
そこでしか見れない景色を観ることが好きで、
そこにしかない食や建築や経験に出会うことが好き。

なので結論!!!!!
私は旅ではなく、観光が好きです。まだまだ行ってみたい場所も見たい景色も五万とあります。

来年はよりたくさんの場所や国に行けたらいいなと思ってます。

人生を動かす勇気をくれたPOOLOにありがとうを

今じゃ懐かしく感じるPOOLO5期の募集画像

なんでPOOLOに入ったの?と聞かれたら、答えは1つで「自分の人生を動かしたかったから」なんです。

過ぎていく時間はもう戻ってこないので、限られた時間を自分のために使うために、早く今の場所からは旅立たないとと思っていた3月。

もうあっという間に10月ですが、遂に来月末に2年と8ヶ月お世話になった会社を退職し、12月よりフリーランスになります。

いろんな働き方があることを知れて、色んな仕事をしてる人たちと出会えて、
たくさんの経験をしてきた方々と出会えた場所だったPOOLOに参加してことで、
1人だったら勇気が出なかったこの決断をすることができたなと感じてます。

長くなりましたが、私は私なりのPOOLOとの向き合い方で、良い時間を過ごさせてもらったなとnoteを綴りながら改めて感じています。

POOLOを通して関わってくれた全ての人たちへ、たくさんの感謝の気持ちを込めて!私のPOOLOの卒業制作とさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?