はじめての海の中で呼吸をした話
8月の頭に、素敵な友人の勧めで、素敵な仲間たちと、人生初ダイビングをしました。
無事ダイビングのライセンスも取得。
(でも15年ほど水泳をやっている私が意外と苦戦した!)
きっかけ
勧めてもらったというのは、このプログラム。
給水アプリを手がける mymizu と、スキューバダイビング団体 PADI がコラボした”Youth Divers for the Ocean”というプログラムです。
海や環境について肌で学び、なんとダイビングライセンス取得の費用も負担してくれました!
「やりたい!」と、このプログラムを知った瞬間に感じたのは去年から環境問題に触れることが増え、小さいけれど具体的なアクションを起こしていたから。
海の現状を知り、多種多様な海の生物など見て実際に海の豊かさを実感し、自分だけの学びで終わらせるのではなく、このことを周りの人たちにも伝えたいと思い応募しました。
タダで資格を増やせて、しかも環境のことも知れるというこの超すごーいプログラムを私に教えてくれたのはmymizuでインターンをしている友だち「くあゆ」です。去年、環境系の活動で知り合いました。
この活動に参加していなかったらくあゆに出会えず、ダイビングもできていなかったんだろうなぁ。
くあゆこのビデオに出てるから見てみてネ。
応募フォームでは自分が今まで環境問題に関してどんなことをやってきたかをアピールし、そしたら選考を通過できました。お知らせメールを見たときは「ヨッシャ!」ってなりましたね。
ワークショップ
講習4日前にはzoomにてワークショップがありました。
そして、主に海洋ごみについて衝撃の事実をたくさん吸収。
日本では一人当たり平均200本/年のペットボトルを消費している。
海に流れたプラスチックが完全に分解されるまで450年かかる。
現在海に存在するプラスチックごみはおよそ1億5,000万トン。
毎年およそ800万トンのプラスチックごみが新たに海に流入している(飛行機5万機分に相当)。
分解に450年かかるということは、プラスチックが発明されたのは1800年代なので、今まで海に流れ込んだプラスチックで分解されきったものはないということ。
プラスチックは私たちが思っているより手強い…
レクチャー@神奈川県城ヶ島
初日
講習は全部で3日間。
一緒にレクチャーを受ける2人とリアルでは初対面。
mymizuのJulieは私より少し年上だけど会った直後から「タメでいいよ!」って言ってくれるフレンドリーな子!
私と同じくプログラム参加者のミオは、Fridays For Futureにも参加していた好奇心旺盛ガールだった!
初日は海には出ずに、プールで実習。海と違って浅いし、塩辛くないしで大した苦労もなくクリア。
夜は地元のお店で海鮮。美味しかった〜。写真撮り忘れたのは後悔。
2日目
いよいよ海に入ります。
深度がプールより格段に増え、苦戦しました。
地上と水の中では圧力がぜんぜん違うので適宜「耳抜き」をしないといけません。飛行機に乗ったに感じる耳の違和感って、唾を飲んだりあくびしたりして解消しますよね。耳抜きにはそれと同じ役割があります。
私はそれがはじめうまくできず、しかも肺で呼吸すべきなのにお腹で呼吸してしまい苦しくなるなど、海での実習に非常に苦戦しました。
せっかくの海の生き物たちに目を配る余裕もなく…
けっこう悔しかった2日目でした!!
3日目
最終日の3日目は昨日の遅れを取り戻すべく3ダイブしました。
途中までインストラクターとマンツーマンで進めてもらい、なんとかJulieとミオに追いつき、最後のダイブはみんなで潜って海の生き物をたくさん見ることができました!
フグっぽい魚、青い魚、ヒメジ、ゴンズイ、けっこうデカイ魚、ヒトデ、カニなど本当にたくさんいた!
このダイブをもってPADI Open Diverのライセンスを取得できました!
ダイバーとしてのこれから。
「海に潜ったらごみを拾いたい」と前から思っていたのですが、城ヶ島にはほとんどごみがなく拾うには至らず。
このあたりは日頃からダイビングに訪れる人が多く、ごみを見つけたら拾う人ばかりだからぜんぜんごみがないそう。いいこと!
でも、世界の海にはごみがたくさんあるのが現状です。
私は今回、海に潜る資格を手にしました。資格というのはただ権利を持っているということではありません。責任が発生します。(←車の教習所で習ったこと)
魚、ウミガメ、イルカたちに会える権利だけでなく、海を大切にする責任をより一層強く感じています。
だから、これからは1人のダイバーとして海に潜り、海をきれいにし、自分が見た海の美しさを人々に発信していきます。
ここまで読んでくれたみなさん、ありがとうございました!😊
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