大阪(関西)での転職と、キャリアパス
転職エージェントとして、東京に次いで大阪での転職ニーズは大きいです。
特によくあるのは上記のようなパターンで大阪(関西)で仕事をしたいという方と多く出会います。
ただし、以下のようなお悩みを頂くことも多いです。
どのような点に気をつければ良いのでしょうか。
当記事の回答は以下です。
「20〜30代の適応力で、IT、採用などの知見を武器にしよう!」
大阪/関西の企業を知るには、その先をいく東京から予測すればOKです。
・東京以上に、地方では高齢化が進んでいる。
・東京より遅れて、徐々にIT導入、ウェブを活用した人材採用も行い
始めている。
◆【キャリア相談】カジュアルなご相談から承っています。
✔︎悩んでいる人からのご相談:
・地方(田舎)へ引っ越して、仕事をしたいんだけど、どうするのがいいのでしょうか、、、。
・年収が100万円単位で下がってしまいそうです。
・地方にも、市場価値を伸ばしていける企業、職種ってあるんでしょうか。
以下の記事でも「地方でキャリア無双するための戦略」についてまとめていますので、ぜひ覗いてみてください。
実際にプロのエージェントが、支援している求職者さんにお伝えし目から鱗と言って頂く「長期的にキャリア市場価値」が伸びる戦略を書いています。
今回の記事は、大阪/関西版です。一つ大阪を例にしてどのように転職先を探していけばいいかを当記事でまとめていきます。
本記事の内容/この記事から得られること。
大阪(関西)を例に、どうやって選択肢を絞ればいいのか知る。
大阪で将来求められる役割を知り、求められるスキルを磨く。
地方にも関わらず、中長期で年収UPさせていく「スキル/職種」とは
発信者の経歴について
年収1000万円前後の国内トップ層の転職支援からキャリアをスタート:日本を引っ張る大企業の部長、経営幹部層の転職支援で日本一の「JACリクルートメント」へ入社。
2社目で未経験ながら、役員として転職支援事業を0から立ち上げ。
大学生向けの教育を15年続けていた企業で、20代層の転職相談も多いことから、転職支援事業を25歳で0から立ち上げ。2020年度には、マイナビ主催の求職者満足度で440社中1位。
The Best Matching Of The Year4年連続受賞(約400社中20社が抜擢)
マイナビ社共同で2020年に約10回セミナー講師として、最高800名の同業エージェントへ向けてエージェントとしてのイロハを発信。
23年3月には代表取締役として、法人を設立し職業紹介免許の取得をし、初めて自身の看板で法人を持ち、転職支援を生涯続けていくつもりです。
キャリア相談、キャリアプランを見直したい、職場の悩み相談は以下からお願い致します。
※ご相談頂いても、もちろん無理な活動は勧めません。
✔︎地方移住を考えた際の以下の疑問を解決します。
今回は、地方/田舎で転職や就職を通して、キャリア形成していくためのコツについて、「企業の選び方」、「おすすめのキャリアパス」の2つの視点からご紹介していきます。
それでは、早速行きましょう!
※励みにもなりますので、少しでも参考になった方は「いいね」、「コメント」を頂けたら大変嬉しく思います。
1:大阪でのキャリアパス/企業選択肢
他のエリアと比べた際に、大阪の特徴としては2点です。
そのため、製造業、商社などでキャリアを作っていきたい方の場合、比較的キャリアパスの選択肢が多いです。
一方で、製造業、商社などは転職にまだまだ(あくまで一般的に)硬派な企業も多く、新卒重視の会社も多い。今から入ったところで、新卒に敵わない可能性もある。
また、全く関係ない業種からの転職は難しく、年功序列、上の指示で転勤があることもあります。
ここで言いたいのは、それぞれの特徴を知った上で、自身に合った環境を狙うべきだということです。
こういったことからも、
・そもそも転勤せず決めたエリアで働きたい
・市場価値を高めながら、自身の価値を高めていきたい
・他の会社でも通用するスキルを持っていたい
・もしかしたら、起業、副業も視野に入れた経験を積みたい
・子育てをしつつ、自宅でもやりがい持って仕事ができるようにしたい
・共働き世代だから夫婦協力して、子育ても収入も仕事もやっていきたい
これらを満たす一つの解決策は、ITやHRといった「今どき」企業での就業ではないかと考えています。
2:リモートも、市場価値も、働きがいも満たすには?
特に20〜30代を中心に高まり始めている
など、上記を総合的に満たし、転勤もない企業選びができるのが、
「IT、HR(採用支援)」などの企業群です。
すでに、人材系(リクルート、パーソルキャリア、マイナビ、パソナ)などの企業は大阪だけではなく、福岡、愛知、北海道にも支店があるほど展開をしています。それだけ、採用ニーズがあるということですね。
また、IT企業についても、細かく分ければSier、ウェブ(HP制作/ウェブマーケティング、ソフトウェア)など分かれますが、これらの業種は一定数大阪にも展開しています。
特に、ITの中でも熱い(22年10月)のはSaaSと言われる領域で、ラクス、SmartHR、マネーフォワード、Sansanなどを筆頭に地方主要都市には展開中。会社によっては事業所を立ち上げ、大阪でのシェアを獲得している最中、大阪での勝ちパターンを探っている段階(販路確保、営業手法の確立など)の企業もあります。
SaaSの中でも業務効率系を例に出しますと、
本来ITってそういうものですものね。
余談ですが、このような業務効率をできるようになったのが、SaaSのおかげなんです。SaaSは、サブスクで同じサービスを定額で月額利用してもらうもの。ちょっと前までは、SaaSの役割をSierやソフトウェアが補っており、超高額で完全オーダーメードでの提供が主流(それも、月額ではなく売り切り)。お金のある企業しか享受できないようなサービスだったんです。
SaaSの多くは中小企業を顧客としており、日本の企業約380万社のうち、99.●%は中小企業とも言われています。ご想像の通り中小企業は人手不足、高齢化が進んでおり、若者は大手、ブランド企業を好む傾向から採用も難しい。人材採用で補えない部分をSaaSサービスが補完する存在になりつつあります。
つまり、今から製造業などに再就職することなく、若者ならではのITや採用に関する今どきの専門性を培うことで市場価値を伸ばせるということです。それを在籍はITや採用などですが、地方支店であれば大阪/愛知/福岡などの地場企業を顧客にしています。
一気に、地方企業の革新に近づいてきましたね。
私は、若い人たちだからできることがあると思っています。
地方企業が困っていること、自社ではできないこと、やりたいけどできてないことに詳しくなっていれば、そのポストの専門家として転職できる可能性も高まります。営業だとしても、売れること、商材知識があるだけではなく、IT活用に詳しい、効率化に詳しい、採用に詳しいなどの「専門性」が、違うキャリアの広がりを作ってくれるということです。
3:理想のキャリアパス、入社後のキャリアの広がりは?
以下のようなステップを踏むことで、キャリアパスを広げていけます。
重要なのは、1度の転職で全てを得られないケースもあることを知っておくことです。段々と、日本でも最低限の転職は前向きに見られるようになっています。
主に20代では最大3社、30代では20代累計で3〜4社くらいまでなら転職社数として許容されるケースが多いです。
上手に転職を手段として活用して選択肢がより狭まる30代〜40代でも多くの声がかかる求められるスキルを身につけましょう。
◆パターンA
・新卒でメーカー、商社、金融機関などの総合職大手で営業勤務
・2社目で「都内」のIT、コンサル、HR系の企業へ入社する
・3社目で地方の企業へ就職
◆パターンB
・新卒でメーカー、商社、金融機関などの総合職大手で営業勤務
・2社目で、都内本社のIT、HR企業の「地方支店」へ入社する
※ここでは、地方企業を顧客に採用支援やIT利用支援をしていきます。
・3社目で、顧客としていたような地場企業へ入社
◆パターンCINC
・新卒でメーカー、商社、金融機関などの総合職大手で営業勤務
・2社目で、都内本社のIT、HR企業の「地方支店」へ入社する
※ここでは、地方企業を顧客に採用支援やIT利用支援をしていきます。
・3社目でも、地方に支店のあるその他IT、コンサル、HR企業で更にキャリアアップ。
おまけ:数年後に、地元(田舎)へ帰省して仕事を検討しているかたへ
今回の転職だけではなく、その先も見据えた逆算もできると、さらに転職満足度は高められるでしょう。
余談ですが、私が日頃よりエージェントとしてキャリア提案をする際には、目指している理想を踏まえた上で、「どんな転職先があるか」、だけではなく、「その会社に入るとどんなキャリアの広がりを作れるか」、「その先でどんな企業に入社できるか。職種へ挑戦できるか。」までお伝えしています。
今日が一番若いわけですが、若いうちからどれだけ将来を見据えているか。逆算できているかで数年後に得られる選択肢は大きく変わっていきます。本当に優秀な方は、その戦略を日常から磨き、情報収集を怠らず虎視眈々と目指している印象です。
そう言った情報提供や、仮のキャリアプラン提案なども可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。
私は、JACリクルートメントにて、30〜50代の上場企業へ勤めるマネージャー、部長様クラスの転職支援をしていたことから、どんな転職ができるか、どんなキャリアを作れるかの実際の履歴書、職務経歴書を見てきていますので、それを20〜30代の方へお伝えした上でのキャリア支援を武器としています。
一社で終身雇用の時代は終わりつつあり、個人としても万が一に備え企業から選ばれやすいキャリアを作っておくべきでしょう。
以上になります。
◆【キャリア相談】カジュアルなご相談から承っています。
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