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2023/12/26 ものすごいプレゼント

 6時起床。ここしばらくの寒気がゆるんだと思ったのは願望の見せた幻だった。夜中に寒くて起きて一枚、インナーを着て寝て、今朝の−1℃。
 オットの弁当を作る。オットの弁当は制約がなくて素晴らしい。好き勝手作れるので気が楽。子は冬休みにつき部活はあるけれど弁当は無し。

ここのとこのハードスケジュールで疲れている…ので、頑張らない弁当。白菜のおひたししそ味、セロリときゅうり・塩昆布の和えもの、卵焼、ソーセージ、冷食二種。

 昨夜の残りのビーフシチューやごはん、りんごで朝食。オットを送り出してイラストを描く。この間、息子2と朝のLINE。眠れなかったらしい。絵は彩色・撮影してからSNSに放流。
 それからコーヒーを入れて少し毎日の朝の読み物をして、書きもの。歌誌「梁」の時評と虹50号の私の枠「超現代的短歌考察」の原稿。時評は執筆に向けてネタ取りに1ヶ月、悩みに悩んできた。虹の方はこの枠でこの数年「己呂奈日記」という新型コロナ流行下の歌日記を書いてきたから、そうじゃないものを書く新鮮さがある。なんかするりと書き始める。虹の方を書き始めたつもりが、梁の方に適した内容で、すぐさまそこにシフトする。始めたら進むから不思議。
 息子1が起きて来ても、集中が切れないので続ける。ちなみにリビングが一番進むのでリビングで書いている。息子は切っておいたりんごに気づいて食べていた。
 お昼に豚南蛮そうめん。これはつけ麺方式で、豚薄切り肉と長ネギで作った熱々の豚南蛮のつけ汁に茹でて洗い締めた冷たいそうめんをつけて食べる。美味。数日前に作った黄柚子の柚子胡椒が合う。二人共馬鹿みたいな勢いで食べてひどく満腹に。
 子はそこから部活へ。来月初めにあるソロコンテストの練習のため、本来の部活開始時間よりかなり早く出ていく。この1ヶ月、この人は大変だった。上旬は自分が主導して組んだアンサンブルのコンテスト。結果金賞で九州大会出場、来年の県総合文化祭の出場も決まり、数日前は部としてのコンクール。こちらは一位で、来年夏に岐阜である全国総合文化祭に出場決定、その翌日は街の真ん中でのクリスマスコンサートでソロ演奏と指揮。大寒波の中5時起きしたり大変だったけど、帯同する私らは中年なので死にそう。例によって、子の本番は緊張するし。
 まだ3月まで本番が続く。私は小さな吹部の出身なので、息子たちにものすごい壮大な夢を見せてもらっている状態。

 私は引き続き、書きもの。書き始めたら進むもの。コーヒーを入れて小休止したりしながら全体の3/4の字数を書いてしまう。非常にほっとする。後はこれを加減したり、更に付け加えたいものを足したりして作っていける。年明けまで着手出来なかったらどうしようと思っていたのでホッとした。合間に作歌。数首出来る。
 家族が帰ってくる前に掃除と晩飯の準備。暗くなると私の士気が落ちるので超特急で。洗濯が外では乾ききれない。暖房しているリビングに干すとすぐ乾くが見た目が悪い。結局生活を優先して干す。

 6時半にオット帰宅。子より早い。オットの仕事は年末年始、地獄かと思うほど忙しいのが常だがここ数年は残業の規定に引っかかったりしてそれなりにちゃんと帰ってくる。今は笑い話のように「あなたの会社の上層部も、現場で働く人間がロボットじゃないことに気づいたみたいだよね」などと話しているが(ここの会社は最近まで7月までエアコンは入れちゃ駄目とか、こなしきれない社員本人が買い取って中古で売るはめになるほど異常な量の販売ノルマとか…現場を無視した馬鹿なことを平気でやっていた)、現場で働いている人たちも価値観がおかしかった。働かねばならない、売らねば、とみんなぼろぼろになっていた。こういう縛りは呪いのようなもので、それから解き放たれるのには時間が必要だということを見せられている心地がする。
 晩飯、豚肉生姜の混ぜご飯、ポテトサラダ、きんぴらごぼう。大変じゃないけれど、野菜がメインの副菜は切る手間がかかる。ものすごい量作ったのに、ほとんど食べられてしまう。
 お風呂入って、12時就寝。翌朝、弁当も早出の人もいないので、久しぶりゆっくり寝られるので少し夜更かし。

◇◇◇

 ここしばらく、あまりに忙しかった。楽譜書きが佳境だったり、楽団に有名な指揮の方のレッスンが入っていてそれなりに楽曲理解して臨むことになったりしてそれだけで過密なのに、それと並行して子の生活の支えもがっちり必要だった。その上息子2は受験生。受験勉強の進まなさに本人がもやもやするのに付き合ったり。
 楽譜はひとまず初版が出来て、後は販売の手はずを整えるとこまで来たし、息子1のコンクール・コンテストはひとまず良い結果で一段落。
 一昨日は息子1が昼食を作った。トマトソースパスタ。冒頭の画像。出来が良い…すごく疲れていて、作る気もしなかったからものすごいプレゼントをもらった気分。この人はふらりとものを作る。普段作らない人が作るものは材料を潤沢に使うから美味。
 昨日は私がローストチキンを作った。

メガネを掛けずに撮ると、まあピントが甘いのに撮ってしまう。

 すでに漬け込まれているものでフィリングとか入っていないけれど、家で焼くのはとても良い。
 この後は年末年始、学校が閉まるので練習出来ない子の練習をみたり、自分の原稿に目鼻つけていったりするけれど、一時でもやすらげていて、まあまあなホリデーシーズンを過ごせそうな予感。

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