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弦楽セレナーデ・チャイコフスキー/小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ レコード棚から その9

1994年発売。これは、もっとも熟成した指揮と演奏で、分厚い音響の鳴り方は、唯一無二であろう。冒頭の<1.ソナチネ形式の小品>見事なハーモニーは、聴くものを圧倒する。一糸乱れぬ弦楽、繊細なピアニッシモと迫力のフォルテは素晴らしいの一言。
小澤+サイトウ以外の他指揮・オケ(カラヤン+ベルリン他)も何曲か聴いたが、これが最高峰であると思う。
CDで持っている購入は多分2009年ごろか。この頃弦楽セレナーデにハマっていた時期があり、毎日朝クルマ(スバル レガシーB4)の中で鳴らしていた。

先日も指摘されたが、今では無料でYouTubeで視聴できる。是非聴いてみてください。小澤征爾さんの指揮で、サイトウ・キネン・オーケストラはベストです。なんと天覧演奏会だった。

2017年頃、小澤征爾さんの指揮で、水戸室内管弦楽団とマルタ・アルゲリッチ共演のショスタコーヴィチのピアノコンチェルト第1番のチケットを手に入れたが、体調不良で小澤さんが出演出来ず、マルゲリッチが指揮兼任の演奏となった。未だに残念至極である。

小澤征爾さん指揮のDVD,CDは、他に数枚あるが、次点は「春の祭典」ですね。これは、ダイナミックで素晴らしい。


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