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Caymanとの思い出のツーリング その7 男二人で行く美術館

2019年7月中旬 2年前、脚長バチ事件があったあの蓼科山荘に再び、AさんとUさんで泊まりに行った。

今度は蜂はいませんでした。

いつもの山荘ライフを満喫し、その後長野県の美術館を2か所、Uさんと一緒に見てきました。

実はUさんは学生時代の卒論グループのメンバーで当時お世話になり、彼とこうして二人で美術館を巡るのは、実に40年ぶりでした。
男二人で見て歩くのも、ありそうでない訳で…。

二つの美術館は、安曇野市にある「碌山美術館」と「安曇野ちひろ美術館」です。

碌山美術館は今井兼次氏が設計した萩原守衛の彫刻を展示している小ぶりな煉瓦造の建物で、学生時代から見たいと思っていたものです。


正面アプローチから

美術館といいつつ、教会のような静謐さがあります。規模も小ぶりながら、気持ちいい緊張感があります。

側面の列柱とアーチ

本当にここはお勧めです。じっくりと建物も彫刻も堪能できます。

次に訪れたのは、「安曇野ちひろ美術館」です。設計は内藤廣氏、博物館など作品は多作で、茨城にも天心記念五浦美術館があります。

アプローチから見ると屋根のスカイラインが背景の北アルプスの稜線と重なって、風景に同化しています。素晴らしい。


背景の山と同化しているアプローチ
玄関ホール

奇抜さや華やかさはありませんが、内部の気持ち心地様さは秀逸。ちひろさんの絵画と優しく溶け合っています。

ホール開口部

開口部のスケールも素晴らしい。

レストラン

ここもお勧めです。長野県には素晴らしい美術館は多く、また再訪したいと思います。


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