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Hejira/Joni Mitchell レコード棚から その1

音楽のレビューは初めてになる。基本自分が所有するLP,CDになると思う。取り上げるLP,CDは、1970,80年代が多い。自分が青春時代に聴いた曲が未だに焼き付いているためだと思う。そこは笑って御容赦願いたい。
また、ジャンルもフォーク、ヒュージョン、ジャズ、クラシックと幅が広いというか、適当というか。振り幅が大きいので、呆れられると思う…ちょほほ。

LP Asylum P-10270Y


1枚目だが、これは1976年に購入したレコードだ。未だに毎週一度は自宅かクルマの中で聞いている。特にクルマの中で聞くと、ドライブ感が走行感覚と合い気持ちがいい。
特に<2>のAmeliaは、歌詞も素敵だし、空をグライダーか軽飛行機で飛んでいるような浮遊感が気持ちいい。

Joni Mitchellも最初オープンチューニングで知った。ギターの雑誌にチューニングの事が書いてあり、実際に弾くとあの開放的な音階が気持ちよかった。CSN&YのWoodstockの作者だというのも、その前後で知って驚いた。
その他 Miles of Aislesというライブ盤も名作だと思う。


カバー裏


カバー 内面 歌詞



ポートレイト 付属


ポートレイト 裏

レコードには、日本語の解説と和訳があり、湯川れい子氏が書いていた。Ameliaの和訳を一部引用したい。

荒涼とした地帯に六本の白い飛行機雲を残して
その六機のジェット機が飛んでいくのを認めたのは
焼け付く砂漠を横切ってクルマを走らせていた時のこと

アメリア 和訳


まだ、聞いていない方がいたら、是非お勧めである。


蛇足だが、Amazonレビューは下記の通り。

Amazonレビュー
1974年あたりからジャズなどさまざまな音楽的要素を取り入れてきたジョニ・ミッチェルだが、76年の本作は、それらを完璧に血肉化、深化した大傑作。基本的に本人によるギター・ヴォーカルと、ジャコ・パストリアスによる超絶的技巧の味わい深いベースがメイン。シンプルなだけに聴き手の脳裏に深く浸透し、荒涼としつつも美しい世界を表出させる、透明感のある素晴らしい音楽が展開される。寒い土地を旅するような、湿度の低い哀愁の雰囲気の曲が並ぶなか、唯一穏やかな<8>が、まさしく荒野のモーテルの暖炉のごとく暖かい。(麻路 稔)


次回も音楽を書きたい。

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