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コンタクト・インプロビゼーション・フェスティバル@中国 滞在記:7日目

2018年10月5日(金):上海ワークショップ 1日目

今日から上海での3日間のワークショップ。
上海の会場は「Meet Best」という一軒家のイベントルームでした。

窓側には大きなソファー。

キッチンもあって、テーブルにはフルーツやお菓子を並べたり。

上海のプログラムは、1日目・2日目は、10時~13時と14時~17時にワークショップ、その後は17時40分まで自由参加のジャム。
3日目は、ワークショップ参加者以外も参加できるオープンな形でのショーケース+ジャムでした。

1日目の参加者は14名。まずはサークルになり、簡単な自己紹介から。
CIが初めての方や経験の浅い方も多くいて、年齢もダンスの経験の有無も、様々でした。

上海の主催メンバーはZoeとFexinjaの2人。
2~3年前からCIの定期ジャムを開催しているとのこと。
ただ、連休中は上海から地元に帰っている人も多く、今回の参加者は、2人もはじめて会うひとがほとんどとのこと。
参加者は、上海の近郊都市から通って来ている方が多かったようです。

外は雨模様で、はじめての人同士、少しかたい雰囲気。
北京とはがらりと印象が変わり、自分たちも緊張していた気がします。

会場は段差や天井が低い部分があり、電球やオーディオ、プロジェクターなどもあったので、まずは会場のいろんな場所を歩いて、場所を感じるワークから。
次第に一緒に動いている人達のことも感じて、言葉の合図なしに、お互いを感じながら、止まったり・動いたりを繰り返していきます。

その後、北京でも紹介した力を抜くためのパートナーワークや、
センターからからだ全体へのつながりを高めていくワークもしましたが、
参加者が違えば、やはり雰囲気や流れは変わります。

北京にいたときに、上海に行ったことのある講師に「北京の人と上海の人って違う?」と聞くと、少し考えて、「上海の人は、なぜ?ってよく聞いてくる」とのこと。

それを聞いていたので、なんとなく心の準備はできていたのですが、
「このワークの目的は何ですか?」という質問が、実際によくありました。
ただ、質問を受けてこちらが説明すると「なるほど!」と笑顔が返ってくるので、それでこちらが困ることはありませんでした。

1日目のワークショップの最後のシェアの時間、参加者から特に言葉が出てこず、表情からもあまり読み取れず、なんとなくローテンションな空気。
初めてのCIで、疲れちゃったかな?
その後の自由参加のジャムも、残る人が少なかった。

上海のスケジュールでは夜はフリータイムだったので、Fexinjaと夕飯を食べながら彼女に意見を聞いてみると、
「シェアで最初は言葉が出てこないことは、よくある。初めての人同士だし、気にすることはないと思う。あとでWechatグループで声をかけておくね」と言ってくれました。

「Wechat」は、日本でいうLINEと同じようなアプリ。
北京でも上海でも、主催者を含む参加者全員が登録されたグループが作られていて、情報や写真のシェア、意見交換など、メンバー間で頻繁にコミュニケーションが取られてました。

夕食後、Fexinjaに上海の外灘エリアを案内してもらいました。
観光名所から路地を抜けて、川辺の夜景スポットまで散策。

帰宅後、2人で今日のワークを振り返り、
次の日のワークショップでやる内容について相談。

北京との反応の違いから、いまいち参加者の感触がつかめず、
少々不安をかかえながら次の日を迎えることになりました。

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