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アニメたまゆら Rollei 35 S

2010年から2016年にかけて、広島県竹原市を中心に父の形見のRollei 35Sを使う写真少女を中心にしたあたたかい世界を描くアニメとAiまとめ風に書き出してみました。

たまゆらとはそもそも玉響、勾玉同士がこすれて発するかすかな音のこと、新古今集 哀傷
「たまゆらの露も涙もとどまらず亡き人恋ふる宿の秋風」と歌になるような儚げな「しばしの時間」をさすようです。

「球響(たまゆら)の会」となると金田式真空管アンプの試聴会などを主催されるオーディオのコアな集いであったりもします。

恥ずかしながら、最近まで「たまゆら」という言葉自体を知らなかったです。

なんだか、消えてしまいそうに儚げで繊細なイメージの言葉で、このアニメに流れる空気感そのものに思いました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/たまゆら_(アニメ)

主人公の楓(ふう)さんが扱うローライ35S。
実に良いカメラの選択ですね。これがキャノンAE-1とかNikon F4とかだとちょっとマニア感が漂い、オリンパスXAだとちょっと軽い。ライカだとなんだかブルジョア感が強くて、コンタレックスのブルズアイだったりしたら重すぎて似合わないです。

ローライ35シリーズについて、よくまとめておられる方がいらっしゃいまして、初期のローライ35は西ドイツ製で、ローライ35Sはシンガポール製、SとかTはついている搭載しているレンズの名前、SonnarやTessarといったCarl Zeiss系列のレンズの頭文字から取られていることも知りました。

というか、そんなことすら知らなかった私。カメラ好きの常識も知らなかったことを今さらながらに実感しました。

若干の言い訳をすると手の指も太くて小さいアイテムが似合わないがさつな体格だったことや、ローライ35と言うと以前は小さいのにやたら良い価格が付いていて、安物買いの私には引っ掛からなかったからでした。

いまあらためて見てみると、ツァイスの沈胴式レンズ、ゴッセンの露出計、コンパーのシャッターとついてるパーツが実に良いので大事にするだけの価値があります。

今買えるローライ35シリーズの相場感は、人気モデルこそ7〜10万円しますが、安いものは1万円台から、普通でも3〜4万円あれば選べるようです。いい時代になりました。

メルカリ ローライ35販売中のリンク

衝動買いはできませんでしたが、いつか手にしてみたいカメラです。

フィルムも良いですが、もしこのボディに銀塩幕式デジカメユニットが付けられれば今でも全然イケると思います。

きっと近い将来そんなデジカメユニットが簡単に手に入ることを見越して今のうちにボディを手に入れておくのは悪く無いかも?!

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