脱サラオジサン、ワインエキスパートへ~資格取得までの道のり~24
テイスティング編その2
2次試験対策講座、第2回も白と赤を各6種類ずつ。
まずは白から。
①Argentina Torrontes Organic Cuma/Torrontes100%/アルゼンチン・2022
13.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、レモンイエロー、
濃淡=淡い、
粘性=やや強い、
印象=若々しい、軽快な、成熟度が高い
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=開いている、フレッシュな、華やかな
果実・花=洋梨、白桃、アプリコット、マスカット、ライチ、白バラ
香辛料=貝殻、コリアンダー、香木、麝香、
香りの印象=若々しい、嫌気的な、第1アロマが強い、
→嫌気的な=アロマティックなブドウ品種&樽を使っていない
味わい:アタック=やや強い、
甘味=ソフトな、
酸味=爽やかな、溌溂とした
苦み=穏やかな、
バランス=スムーズな、ジューシーな
アルコール=中程度、やや強め、
余韻=やや長い
※先週はわかったのに、今週はトロンテス特有の香りを感じることができず。。。アルコール度数も測れていない。
②Alsace Gewurtztraminer/Gewyrtztraminer 100%/仏・2019/14.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=イエロー、黄金がかった、
濃淡=やや濃い、濃い、
粘性=やや強い、強い
印象=成熟度が高い、濃縮感がある
香り:第一印象=開いている、華やかな
果実・花=花梨、アプリコット、ライチ、白バラ、アカシア
香辛料=石灰、貝殻、鉱物、コリアンダー、花の蜜、
香りの印象=嫌気的な、第1アロマが強い、成熟度が高い
→嫌気的な=アロマティックなブドウ品種&樽を使っていない
味わい:アタック=やや強い、強い
甘味=まろやかな、豊かな
酸味=なめらかな
苦み=コクを与える
バランス=まろやかな、豊満な、厚みのある、ふくよかな
アルコール=強い、
余韻=やや長い
※先週はわかったのに、今週はGT特有の香りを感じることができず。。。アルコール度数も測れていない。先週のものに比べると、GT,Torontezともに香りが弱く、特徴をとらえ切れず撃沈。。。
③Vin de France Viognier/Viognier 100%/仏・2022/13.0%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、レモンイエロー、イエロー
濃淡=淡い、やや濃い
粘性=やや強い、
印象=若々しい、成熟度が高い
香り:第一印象=開いている、華やかな
果実・花=花梨、白桃、アプリコット、アカシア、白バラ、
キンモクセイ
香辛料=貝殻、鉱物、香木、花の蜜、乳製品
香りの印象=若々しい、成熟度が高い、第1アロマが強い、
味わい:アタック=やや強い、
甘味=まろやかな、
酸味=爽やかな、溌溂とした
苦み=穏やかな、コクを与える
バランス=まろやかな、
アルコール=中程度、やや強め、
余韻=やや長い
※まったくの当てずっぽでViognierを導き出す。。。がしかし、、、。
④Kamptal Gruner Veltliner/Gruner Veltliner 100%/オーストリア・2022/
12.0%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、レモンイエロー、
濃淡=やや濃い、
粘性=やや軽い、
印象=若々しい、軽快な、成熟度が高い
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=控え目、フレッシュな、
果実・花=柑橘類、リンゴ、洋梨、スイカズラ、菩提樹、
ヴェルヴェーヌ(レモンバーベナ)
香辛料=石灰、火打石、鉱物、パンドゥミ、煙・燻製、白胡椒
香りの印象=若々しい、嫌気的な、ニュートラル、
→シャブリと間違えるのはOK
味わい:アタック=やや軽い、
甘味=ドライ、
酸味=爽やかな、溌溂とした、クリスプな
苦み=穏やかな、コクを与える、旨味をともなった
バランス=スリムな、スムーズな、ドライな
アルコール=やや軽め、中程度、
余韻=やや短い、やや長い
※まったく想定外。Gruner Veltliner飲んだことないかも。。。
⑤シャトーメルシャン 北信シャルドネ/Chardonnay100%/日本・2021
12.0%→度数の低いシャルドネは日本産だけ
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=レモンイエロー、イエロー
濃淡=淡い、やや濃い
粘性=やや軽い、やや強い、
印象=若々しい、軽快な、成熟度が高い
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=開いている、深みのある
果実・花=リンゴ、洋梨、スイカズラ、アカシア、
フレッシュ・アーモンド、
香辛料=石灰、貝殻、パン・ドゥミ、トースト、乳製品、
香りの印象=若々しい、ニュートラル、木樽からのニュアンス、
→白は木樽のニュアンスを感じたら、ニュートラル
味わい:アタック=やや軽い、
甘味=ソフトな、まろやかな
酸味=なめらかな
苦み=穏やかな、コクを与える、旨味をともなった
バランス=まろやかな
アルコール=やや軽め、中程度、
余韻=やや長い
※Chardonnayは取れたが国まではムリ。。。MLFもわかっていない。
⑥Soave Classico/Ganganega 85% Trebbiano di Soave 15%/伊・2022/
12.0%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、
色調=グリーンがかった、レモンイエロー、
濃淡=淡い、やや濃い
粘性=やや軽い、
印象=若々しい、軽快な、
→軽快な=アルコール度数が低いときに使う言葉
香り:第一印象=控え目、フレッシュな、
果実・花=柑橘類、青りんご、リンゴ、洋梨、スイカズラ、菩提樹
香辛料=石灰、火打石、貝殻、鉱物、煙・燻製、白胡椒、
香りの印象=若々しい、嫌気的な、ニュートラル、
味わい:アタック=やや軽い、
甘味=ドライ、ソフトな、
酸味=爽やかな、溌溂とした、クリスプな
苦み=穏やかな、
バランス=スリムな、スムーズな、ドライな
アルコール=やや軽め、中程度、
余韻=やや短い、やや長い
※品種はわからなくとも、点数が一番取れた。なんでだろう??。収穫年の前までで21点目標のところ、22点。ほかはみんな10点台なのに。。。
つづいて、赤の部
①Saumur-Chanpigny/Cabernet Franc100%/仏・2020年/14.0%
外観:清澄度=澄んだ、深みのある、
輝き=輝きのある、
色調=紫がかった、ガーネット、
濃淡=やや濃い、濃い
粘性=やや強い、
印象=若々しい、成熟度が高い
※Alc度数低い=軽快な Alc.度数高い=濃縮感が強い
香り:第一印象=開いている、華やかな
果実・花=ラズベリー、ブルーベリー、カシス、スミレ、ピーマン、
メントール、針葉樹、土
香辛料=ナツメグ、甘草、生肉、鉄分←ミネラル香を感じたら、
香りの印象=若々しい、第1アロマが強い、
味わい:アタック=やや強い、
甘味=ドライな、ソフトな、
酸味=なめらかな、
タンニン分=緻密、
バランス=骨格のしっかりした、ふくよかな
アルコール=やや強め
余韻=やや長い
※CFは飲んだことない。ってことは、わからない。まずはアルコール度数の高さを感じないと。。。ベリー感と、ボルドー品種特有のピーマン臭を覚えること。
②Mendoza Malbec/Malbec100%/アルゼンチン・2020年/13.5%
外観:清澄度=深みのある、
輝き=輝きのある、
色調=黒みを帯びた、ガーネット、
濃淡=濃い
粘性=やや強い、
印象=若々しい、成熟度が高い
香り:第一印象=開いている、濃縮感のある←一度にいろんな香りがする
果実・花=カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、
メントール、牡丹、
香辛料=シナモン、ナツメグ、甘草、ヴァニラ、ロースト、鉄分、
コーヒー
香りの印象=若々しい、第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=やや強い、
甘味=まろやかな、
酸味=なめらかな、しなやかな
タンニン分=緻密、
バランス=ジューシーな、ふくよかな
アルコール=中程度、
余韻=やや長い
※アメリカンオークを使用した際の樽香を取れず。。。
③Langhe Nebbiolo ”Fralu”/Nebbiolo100%/伊・2020年/14.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=艶のある、
色調=オレンジがかった、縁が明るい、
濃淡=やや明るい、やや濃い
粘性=やや強い、
印象=成熟度が高い、やや熟成した
香り:第一印象=開いている、深みのある、複雑な
果実・花=干しプラム、乾燥イチジク、バラ、スミレ、針葉樹
ドライハーブ、タバコ、紅茶
香辛料=シナモン、ナツメグ、なめし皮、鉄分、樹脂
香りの印象=熟成感が現れている、第1アロマが強い、
木樽からのニュアンス
味わい:アタック=やや強い、強い
甘味=ドライ、
酸味=なめらかな、
タンニン分=力強い、
バランス=骨格のしっかりした、力強い
アルコール=やや強め、熱さを感じる
余韻=やや長い、長い
※色だけでPNかな?で、大失敗。。。実際に吐くと後味に渋みが残る。
この渋みを覚えろ!PNとは違うのだ。。。
④Lodai Zinfandel ”Old Vine”/Zinfandel85%ほか/米・2020年/14.0%
外観:清澄度=深みのある、
輝き=輝きのある、
色調=紫がかった、黒みを帯びた、ガーネット、
濃淡=やや濃い、濃い
粘性=やや強い、強い
印象=若々しい、成熟度が高い、濃縮感が強い
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある
果実・花=ラズベリー、ブルーベリー、カシス、ブラックベリー
牡丹、メントール
香辛料=丁子、シナモン、ナツメグ、甘草、ヴァニラ、チョコレート
香りの印象=第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=やや強い、強い
甘味=豊かな、
酸味=なめらかな、
タンニン分=緻密、溶け込んだ
バランス=豊満な、ジューシーな、
アルコール=やや強め
余韻=やや長い
※Zinfandel特有の甘い香り、ジャムのような。アルコール度数が高い感じとアメリカンオークの樽の香りを取る。。。
⑤シャトー・メルシャン 長野メルロー/Merlot100%/日・2018年/12.5%
外観:清澄度=澄んだ、
輝き=輝きのある、艶のある、
色調=黒みを帯びた、縁が明るい、ガーネット、
濃淡=やや濃い、
粘性=やや強い、
印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い
香り:第一印象=開いている、深みのある、複雑な
果実・花=ブルーベリー、ブラックチェリー、干しプラム、
ピーマン、メントール、針葉樹、ドライハーブ、土
香辛料=ナツメグ、甘草、ロースト、コーヒー
香りの印象=熟成感が現れている、第1アロマが強い、
木樽からのニュアンス
味わい:アタック=やや強い、
甘味=ソフトな
酸味=なめらかな、
タンニン分=緻密、サラサラとした
バランス=流れるような、ふくよかな
アルコール=中程度、
余韻=やや長い
※クラシカルな樽(焦げた香りがする)を使った製法は、ボルドーまたは日本。縁が赤→明るい=熟成感のあらわれ。→若い状態を抜けた
赤は、12.5~13.5%をアルコール中程度とすること。日本のMerlotはしっかり酸が残っている! 史上最低点。ムズイ!!
⑥Maipo Valley Cabernet Sauvignon ”Marques de casa Concha”/CS85%ほか
チリ・2020年/14.0%
外観:清澄度=深みのある、
輝き=輝きのある、艶のある
色調=黒みを帯びた、ガーネット、
濃淡=濃い
粘性=強い
印象=若い状態を抜けた、成熟度が高い、濃縮感が強い
香り:第一印象=開いている、濃縮感がある、
果実・花=カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、牡丹、
メントール、ローリエ、杉、針葉樹
ドライハーブ、土
香辛料=丁子、ナツメグ、甘草、ロースト、コーヒー
香りの印象=第1アロマが強い、木樽からのニュアンス
味わい:アタック=やや強い、強い
甘味=まろやかな、豊かな
酸味=なめらかな、しなやかな
タンニン分=力強い、
バランス=骨格のしっかりした、ジューシーな、力強い
アルコール=やや強め
余韻=やや長い
※CSは取れたが、肝心のNew WorldかOld Worldかは、まだまだ修行不足
まとめ
今回も、まだまだ修行不足を感じる結果に。まずはアルコール度数を高さをある程度取られらないと、その先に進めないことがよくわかった。
実は、アルコール度数が高いか低いか、わかると、選択肢がある程度導かれるのだ。加えて、樽の使用を意識する。これも重要なヒントに。
合格のためには、外観は満点を目指す。収穫年の前までで21点を取る。恐らく、ここまでで30点の配点なので7割の正答率を求められる。あとは、品種は50%の確率で当たればOK。赤白で4種類のワインをテイスティングするワインエキスパートは、2種類当てられれば良いということに。
本番に向けて不安しか残らないが、最後まで諦めずに。。。
次回へ続く。
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