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ZOOM会議のあるあるは、本当にあるあるなのかの真相を見た…な話。

2020年春、最初の緊急事態宣言下。
旦那の会社は業種的には休業要請対象だったので、多くの従業員が休みだったが、
旦那の職種や立場として休む状況ではなく、それまでと変わらず出勤になった。

とはいえそんな中、会議するだけだったらZOOMでいいんじゃないのか と。
(もしくは、おじさん連中、流行りにのってみたかった?(笑))

平日の昼間、いそいそと、白い壁面に向けてパソコンを設置する旦那。

そして、ワイシャツに着替え、ネクタイを締める。

せっかく家からできるのに、わざわざきちんと着替えなきゃならんのかー、
はー、めんどくせー
…と言ったのは旦那本人ではない。私だ。

やはり仕事として、ビシッとすることは必須ならしい。
けじめらしい。
気持ちの切り替え、引き締めらしい。

そんなに大きな会議なの?

旦那「いや、専務と、〇〇部長と、俺(経理部長)だけ」

えっ?
そんなの、コロナ前に仕事帰りに飲んでたメンバーじゃん。
もうZOOM会議じゃなくて、ZOOM飲み会じゃん。

それでビシッが必須なのは、私にはよく分からんけど、
サラリーマンたるもの、そういうもんなのであろう。
真面目な旦那のおかげで、私は生きております(笑)ので、それ以上は何も言うまい!!

いよいよZOOM会議が始まる。
隣の部屋から何やらボソボソ話してるのが聞こえる。
私はおせんべいをボリボリしながらTVを見ていた。

1時間くらいして部屋から出てきた旦那。ちょっと休憩らしい。

ん?

休憩だから、下半身パジャマ?

うん、そうだよね、だってビシッとが必須なんだもんね♪

ほどなくしてまたボソボソと声が聞こえだす。

そういえば、ZOOM会議といえば…

バーチャル背景使ったり、
見えない下半身はパンツ一丁だったり、
なんなら自分自身の姿もバーチャル映像流すとか

ってアレですよね?

↑私が初めて見たZOOM演劇なのだが、
これ見てみんなが笑うってことは、やっぱりあるあるなんだろうなと思ってはいたものの、
それを私が実感することも、確かめることもできなかったのだけど、
これはチャンスなのではっ?!Σ(゚Д゚)

ボソボソと声が漏れてくるドアを、ソッと開けてみる。

ソ~~~ッ…

あ…

下半身、休憩中だ…

また、ソーッとドアを閉める。

なんか1時間くらい前に、ビシッとは必須って聞かされたのは、幻聴だったんかな。

ネクタイして、髪の毛ワックスまでつけての上半身で、
大真面目な顔して、しゃべり方も完全に役職モードで、
よれよれのくたびれた家着の下半身の間抜け感がものすごい…

いや、下半身が間抜けなんじゃない、
ビシッと必須の上半身が、なんか間抜け。

ソーッとドアを閉めた後、ニヤニヤと笑いがこみあげてくる。

やりました!やりましたよ!

ZOOM会議のあるあるは、本当にあるあるなのか?!
の真相を見ることに成功しましたーーーっ!!!


\(^O^)/

本当だったんだなぁ。

次はぜひとも、何かしらのバーチャル背景をつけてもらって、
さらに、自分もバーチャルになるところまで試してもらいたいと思ったものの、
おじさん達は、やっぱり会議はZOOMじゃダメだ!ということにたどり着いてしまったらしく、
緊急事態宣言が延長される中、わざわざ会議のために出社するを続けることになってしまった。

ん~~~残念。


というわけで、2020年4月27日のTwitter投稿のスピンオフ
「ZOOM会議のあるあるは、本当にあるあるなのかの真相を見た…な話。」
でした。

日本は第六波に見舞われております。
2年前の最初の緊急事態宣言よりはるかに多い感染者数。
仕事や学校など、外に出られる方は充分お気をつけて!


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#どうでもいい話 #スピンオフ
#Twitter #note_twitter #note活用



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