―――ここは、片方の未来を無慈悲に切り落とす『人造研究所』。

研究員・研究対象者は以下の通り。

曲従◆おたべ壮太さん

主人公である研究員“曲従”にダブルキャストで挑まれた。
「神」と呼ばれる研究員の1人とは思えない、気のいいドタバタお父さんで、重いストーリーに明るさと、ホッとする時間をくれた。
反して、システムとマニュアルに疑問を持ち、反感を持ち、苦悩する姿には、涙が止まらなくなった。
去年の今頃、他のオンライン演劇で、これとは真逆ともいえる、あまりにも身勝手な親父（画家）役を演じているのを見ているので、ギャップが…ww

孤雌乃◆南雲沙羅さん

もうとにかく震えた（笑）怖かった！
1回目を見たときは「“お”…父さん」と全てのヶ所でめちゃくちゃ強調するので、ゾーーーっとした。（4回目はちょっと変えてたかな？？？）
アヤが歌ってる場面での「いいわよ、続けて…」に、夫と二人で声を揃えて、怖~~~~~(llﾟДﾟ)ｮﾟДﾟll)と、抱き合ってしまったほど！
曲従との対比が際立っている演技で、ジュンの言動にピリッとするところや、曲従に対してスンってなるところが、ゾクゾクします。
作品中は音も無く歩いてるカンジだったのに、エンディングですっごいはしゃいで残像感スゴイのがラブリー過ぎた♡

絢（アヤ）◆藤崎琴さん

父親を思いやり、優しく真面目な子どもを、とても素直に表現されていた。
言いたいことを飲み込んで、もごもご話すもどかしさが、とても上手！
親の期待に応えたがっている健気さに、そんなにいい子でいなくていいんだよ　って、よしよししたくなった。
歌声もキレイだったので、結末B-Aでもうちょっとだけ聞きたかったなぁ。
作品中の笑顔はなんだかいつも暗くて悲しそうだったけど、見よこの笑顔！かわゆっ(*´ノi｀)・:▃▃▃▅▆▇▉鼻血

絢（ジュン）◆神﨑斗羽さん

私の中で大きなきっかけとなったいくつかのオンライン演劇　にも書いたが、私がオンライン演劇を見始めた初期の頃にチームエヌズの配信で見ていて、それからずっと、なんて可愛いんだろう♡と、アイドルを追いかけるような気持で密かに見守っていた彼。
今回もひたすら愛くるしい表情で魅了してくれた。
だから余計に、苦しんでる姿には応援したくなったし、自分が転生できないことを受け入れる姿には胸が苦しくなったし、切な過ぎた（TへT
そんなキャラを見事に演じきってた！

光（ヒカル）◆えむさん

自分の片割れが壊れていくこと、自分が選ばれると決まっているだろうことに、不安と恐怖、心配、そして安堵のようなものも見え、複雑な心境が伝わってくる演技だった。
いつも困ったような表情で、縮こまったような姿勢なのも、この子が抱えてる問題や性格を伝えてくれていた。
関西弁（？）いいね♪

光（コウ）◆かやのさん

出番はわずかだったが、鬼気迫る迫力！
モノステで何度か見てきてるけど、すごく上手くなった気がする。
上手い演技って何なのかって言われたら難しいけど、こんな風に感情を爆発させることもできるようになったんだな　って思った。
めちゃくちゃ余談だけど、1人だけ画質がめちゃくちゃいいんだが！？w

牛頭馬◆テラ・マルミさん

私が見たモノステの中で3本指に入る作品を作ってくれた、存在感ありまくりの役者さんなので、最初から期待値が大きかったけど、それを上回る衝撃をくれた、まさかのおせんべい！！Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉ
今回出番は少なかったけれど、おせんべだけじゃなくて、カップ麺食べたり、コアラパン（？）食べたり、1人だけ出演しながら食事を取るスタイルwww
いわゆる中間管理職的な立場で、上への態度と下への態度の違いを、その食事風景で表していて面白かった。
さすがでした！

司令官◆福本桜さん

休憩時間のチャットの説明の際に、うっすら微笑んでるのに、ズキューーーンってやられた～♡
チャットを見ながら使えるものを拾い上げたり、台詞を言わないといけないので、臨機応変に演じるという、アラフィフの私には信じられないような芸当！
同じような台詞の繰り返しにも少しずつ変化をつけていて、冷静さを欠いていくのが手に取るように分かる演技だった。
モノステ出演回を全部見逃してしまっているので、今回初めて見れて良かった！

司会◆池本想雨さん

出番はわずかだったけど、主宰者としてのお仕事が沢山あったと思う。おつかれさま！
子ども達の識別番号、長くて複雑だったように聞こえたんだけど、覚えたのかしら？ビックリした。
感情の変化なく淡々と実務を遂行するのが、研究所の職員らしく演じられていたと思う。

最高責任者DEA◆月見里りたさん

乾いた高笑いとともに、ラスボス感半端ない登場。
あー、怖い…ヤバイ…いっちゃってるよ、このラスボス。
モノステをはじめ、いくつも演技を見てきているけど、彼女は狂人の役が似合うと思っている。
全く理解不能な長台詞と、サイコパスみが強過ぎな表情に、頭が大混乱してるとこへ、「何言ってるかわからないか？そうだろうな」は、ヤバ過ぎて吐血しそうだった（笑）

1回目と4回目では、髪型やお化粧が違っていて、同一人物でありながら同一でないキャラ付けで、二度楽しめた。
主宰としてもやりきり、今後にも期待。

曲従◆harlequin moonさん

ダブルキャスト主演のもう1人。
おたべ“お”父さんとはまた違った、ダンディさも持ち合わせている“お”父さん。
とはいえ、孤雌乃とのやり取りが、奥さんに逆らえない風なのと、孤雌乃や牛頭馬に対する、上には逆らえない感が、世の中の頑張るお父さんの哀愁を感じたwww
モノステで何度も拝見しているが、1年前はカンペの帝王みたいな呼ばれ方していたのに、1年後にこんな長編の、しかも主演をするとは思ってもみなかった～～～www
自分らしく生きている大人の代表のような方が、この作品に参加された意味を、よくよく考えたいと思う。

そして

◆スタッフの皆さん

鳥海真奈美さん
小島啓寿さん
岡崎秀人さん
しおやきさん
れもんぐらたんさん

それぞれの得意分野でこの素晴らしい劇を一緒に作りあげてくれたことに、ありがとうを。
若いスタッフの中、ひろきゅんこと小島啓寿さん、わりとコッチに近い世代だけど（笑）、めちゃくちゃ忙しそうなのに、スゴイな、いつ寝てんのかな。

スペシャルサンクス　って具体的にどういうことなのか、
ド素人の私には分からないけど、

潔ーISAGIー
img　八重島ツカサさん
全国学生オンライン演劇祭
モノローグ・オンライン・ステージ（モノステ）

ありがとうを。

心に残る作品を、皆さんで生み出してくれて、ありがとう！
マジで面白かったです！

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というわけで、

「長編オンライン演劇『模範解答：素晴らしく人生』を見て、ド素人が感想言います⑤」
～役者さんとスタッフの皆さんへ 感謝と応援をこめて感想を。～

でした。

ちなみにスクショOKの公演でしたので、Twitter及びnoteにも使わせていただきました。
1回目を見たときにはほとんどスクショしてなくて、
4回目を見たときには、なぜか保存されてないのがいくつもあって、
そもそも、感想サイトとしてここを復活させるつもりでいなかったので、
ベストショットが少なくてすいません。

全5回に分けて（というか長過ぎて分かれちゃったwww）書いてきました

えんげき空間 大暖縁　第1回リモート公演
模範解答：素晴らしく人生

以上になります。

読んでくださりありがとうございました。