不便な可愛げ@競馬予想

血統とトラックバイアスなどを重視して予想しています。 亀谷敬正氏とキャプテン渡辺氏を師…

不便な可愛げ@競馬予想

血統とトラックバイアスなどを重視して予想しています。 亀谷敬正氏とキャプテン渡辺氏を師と仰ぐ。血統のタイプ分けはスマート出馬表を参照。

最近の記事

【考察】ジャパンC

血統傾向牡馬は欧州のスタミナ、牝馬と3歳はスピード血統 ジャパンカップが行われる東京芝2400mはダービーと同じ舞台。当然ながら日本の主流適正が要求される。ただし古馬、特に牡馬はスピードだけでなくスタミナも必要。東京の長い直線を得意とするトニービンの血が古くから好相性で、近年だけでもスワーヴリチャード、キセキ、シュヴァルグランなどトニービンの血を持つ馬が好走している。昨年優勝したヴェラアズールもキングズベスト産駒で欧州の重厚な血統。3歳春のダービーに間に合わなかった欧州型の

    • 【考察】京都2歳S

      血統傾向ハーツクライが好相性 京都で施行された2014年〜2019年の6年間でハーツクライ産駒が3勝を挙げている。2歳戦で初めての2000m重賞ということもあり、ディープインパクトの直線スピードよりもハーツクライのスタミナと末脚の持久力が要求されるレースになりやすい。 しかし2017年〜2019年の3年はほぼ人気通りの決着で、しかも3年とも9頭たてという少頭数のレースだった。今年は先週までの馬場傾向を見て検討する。 馬場傾向ロベルトの血に注目 先週の京都芝は開催が進んで

      • 11/18(土)予想メモ

        京都8R2勝クラス芝1600m注目馬 セーヌドゥレーヴは前走のローズS(G2)で完全な差し決着を先行して1.1秒差の9着。展開の不利プラス距離延長ローテの不利もあったのでむしろ評価できる内容。今回は距離短縮で得意のマイルに戻るのはプラス要素。減量騎手騎乗に加えて他の先行馬も多くないメンバー構成で展開も向きそう。また金曜の雨が残るような馬場なら尚よし。 危険な人気馬 アルジーヌは前走同クラスのかもめ島特別で2着と好走したが、外枠が上位を独占したレースでこの馬も外枠。着順通

        • 【考察】2023マイルCS

          血統傾向 京都開催のマイルCSは欧州型ノーザンダンサー系、特にダンチヒ系が好相性。2017年から3年連続で馬券内に好走したペルシアンナイトは父がダンチヒ系のハービンジャー、母母父もノーザンダンサー系のヌレイエフ。2018年に5番人気で優勝したステルヴィオも母父が欧州型ノーザンダンサーのファルブラヴ。2017年2着のエアスピネルは母母父がノーザンテースト。ノーザンテーストはダンチヒと似た適性を持つ。ともに凱旋門賞にも相性が良い。凱旋門賞もマイルCSも長い直線での末脚性能を求め

          【考察】2023東スポ杯2歳ステークス

          血統傾向 昨年はガストリック、2020年はダノンザキッドが優勝しているように3年連続でジャスタウェイ産駒が馬券になっている。ジャスタウェイはサンデー系の中では芝マイル以下に適性があるPサンデー系。2021年の2着馬アサヒはPサンデー系のカレンブラックヒルの産駒、2018年8番人気で優勝したニシノデイジーは母父がPサンデー系のアグネスタキオン。Pサンデー系の血を持つ馬が走りやすいレース。2歳戦でスピードと仕上がりの早さが求められるため、サンデー系に米国型の血を足された馬も相性

          【考察】2023東スポ杯2歳ステークス

          アイビスサマーダッシュの考察

          レース傾向過去10年で父サンデー系の優勝はなし。というか創設以来父サンデー系の馬は1着になっていないレース。ダービーとは真逆の方向性の能力が問われる。近年では父ミスプロ系の異なる馬が4連覇中。この4頭は全て5枠より外。 今更私が論ずるまでもなく新潟千直のセオリーは外枠有利。一昨年のバカラクイーンが1枠から内ラチ沿いを通って3着に粘ったことで、昨年は内枠の4頭が内を通る戦法を取ったが、結局8枠の馬のワンツー。土曜の最終レースも外を通った馬で決まり、内を通る作戦は不発に終わった。

          アイビスサマーダッシュの考察

          中京記念の復習

          予想と結果2023年の中京記念の最終的な印と買い目は以下の通り。 ◎ワールドウインズ(16番人気16着) ○ディヴィーナ(2番人気2着) ▲メイショウシンタケ(6番人気8着) <買い目> 単複◎ 各200 馬連◎-○ 200 ワイド◎-○、▲ 各200 結果はハズレ。土曜の馬場傾向から父欧州型、特にキングマンボ系が走りそうだったこと、展開的にも前が残りそうだったことから、16番人気のワールドウインズを本命に抜擢したが、特に見せ場なく惨敗。近走OP特別で展開や馬場不向きな中で僅

          【考察】2023中京記念

          血統傾向 中京競馬場での開催は2019年以来となる今年の中京記念。中京芝1600mは直線が長く、坂のあるコース。馬場が悪くなければ、日本の主流血統が末脚を発揮しやすい。 2019年はロードカナロア産駒で母父サンデー系のグルーヴィットが優勝。曾祖母にエアグルーヴを持つ良血馬。3着にディープインパクト産駒のプリモシーン。稍重の馬場だったが主流血統が上位に来た。 2018年もディープインパクト産駒のグレーターロンドンが優勝。勝ちタイム1:32.3はコースレコードに迫るタイム。3

          【考察】2023中京記念

          【復習】7/16函館記念

          予想と結果函館記念の予想と買い目は以下の通り。 ◎スカーフェイス(9番人気10着) ○ローシャムパーク(1番人気1着) ▲ユニコーンライオン(8番人気12着) <買い目> 単複◎ 各200 馬連◎-○ 200 ワイド ◎-○、▲ 各200 結果は、不的中でした。 考察の通り、本命はスカーフェイス、対抗にローシャムパークを指名。さらに斤量59キロで舐められた人気だったユニコーンライオンを3番手に加えた。 レースはローシャムパークが1番人気に応えて快勝。想定通り差し馬が外を回し

          【復習】7/16函館記念

          7/15函館記念考察

          馬場傾向先週の日曜のメインレース五稜郭ステークスは6枠より外の馬で決着。今週土曜の10Rかもめ島特別も6枠より外で決着。展開としても外からの差しが届き、函館にしては内枠の先行馬のアドバンテージが薄い馬場状態。最終週ということもあるのか、今の函館は上がりP上位馬が距離問わず好走している。 注目馬13スカーフェイスは昨年の③着馬。昨年は重馬場で後方から差し脚を繰り出すのが難しい馬場状態だった。外枠から差せる今年の馬場であれば、更なる上昇が見込める。前走の鳴尾記念は⑧着ながら0.

          7/9七夕賞考察

          馬場状態 日曜の福島は未明まで雨、朝には雨が上がる予報。馬場状態は土曜と大差ないと読む。 先週のラジオNIKKEI賞はディープブリランテ産駒のエルトンバローズが完勝。母父はロベルト系。ディープ系の中では馬力型で減速要素に強いタイプ。ブリランテはダービー馬ではあるが、産駒はモズベッロ、セダブリランテスなど。主流である東京芝G1よりも、非根幹距離や直線の短いコースを得意とする。 8日(土)の福島10Rではスピルバーグ産駒が5番人気で勝利。スピルバーグはディープブリランテと同じく

          自己紹介

          毎週中央競馬を10レース程度買っている。軍資金は1レースあたり1000円程度。 予想力と馬券力の成長、そして備忘のためにnoteを始めてみる。 ゆくゆくは会社を辞めて競馬だけで生活したい。 予想スタイル 血統ビームでお馴染みの亀谷敬正氏の書籍、YouTube等で血統について勉強中。ローテーション、展開、枠順、トラックバイアス、そして過去のレース映像を重視する。亀谷氏プロデュースのスマート出馬表も大いに参考にしている。パドック、調教は重視しない。最終的にはオッズを見て馬を選