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お金とは何か?〜お金に対する本当の担保〜

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お金とは何か?シリーズに結果的になってしまいましたが、今までの話をまとめると…

①お金稼ぎではなく、お金そのものについて信用と言った場合の信用の意味は相手への貸しが返ってくるかどうかだけ。  

②そもそもお金の誕生は物々交換から生まれたのではなく、貸し借りの記録から出来た負債証明書が始まりである。

③ただの紙切れである円を皆が使うのはその円以外で税の支払いを受け付けてもらえず、払わないと懲罰を受けるから。

という事を語ってきました。①はお金にまつわる信用の言葉の定義について、②はお金の起源について、③は1つの貨幣がどうやって通貨となるかについて、です。

特に国家全体で考えると③は重要で実は税が無ければ、国家が決めた貨幣を通貨として流通させることが出来ません。流通して欲しい貨幣が通貨にならなければ財政政策も上手く行えません。逆に言えば国は税制が適正に運用され通貨として広く一般に流通してしまえば、財源を気にする必要はありません。国が必要な分のお金を作って支払えば済む話だからです。なので、今日本で気にされてる国の借金とやらは…

ただの貨幣発行残高に過ぎません!

と、ここまで聞いてこう思った方もいることでしょう?

ならばなぜ?世界には貧しい国があるのだろうか?

国にお金が無いから貧しい…それは税収が少ないから、と思ってたが、国はお金を作れる。財源なんかどうとでもなる。じゃあなぜ貧しいままなのか?

となります。理由は2つあります。1つはこういうシステムになっている事を当局が知らないという事があります。日本政府が国の借金とか言って宣伝するのと同じです。しかしです。これはさほど重要ではありません。なぜなら知らなくても豊かな国はあります。では一体何が差を分けるのか?それは…

その国の供給能力です!

もしくは生産能力です。ぶっちゃけ財源はどうとでもなります。でもその用立てした財源で買えるのは…

自国で生産出来るものだけです!

当たり前と言えば当たり前です。日本円をどれだけ持っていてもアメリカでは使えません。なので、その国で作れるモノが少なければいくら貨幣を発行しても無意味です。買えるモノがないのですから…

では作れるモノが無いあるいは足りない国はどうするのか?それは…

輸入するしかありません!

でも、輸入必要なのは外貨です。外貨は輸出で得るか借りるか以外に入手手段はありません。なので…

貧困国は真の意味での借金をしています!

そういった国は借金を返すために必死に外貨を稼ぎます。国民に生きていくのに必要な分の食料ですらも売ってしまう時があります。アフリカ諸国が飢餓に苦しむのは旱魃や政情不安という要因もありますが、植民地政策の影響でコーヒーのようなモノしか作れないモノカルチャー経済になっている上に得られた外貨を返済に回してしまうためといった側面もあります。ちなみに食料で言えば自給率の低い日本も他人事ではありません!

国家全体で見たらお金は大した問題ではありません。重要なのは供給能力です。裏を返せば自国でエネルギー、食料、インフラ、科学技術、国防、工業生産能力等々の全てを十分な量を賄える事が出来る国があればその国は間違いなく…

最強の国家と言えます!

お金の担保は国家の信用という曖昧な言葉でも無ければ、金や銀などの貴金属でもありません。お金の真の担保とは…

その国の供給能力です!

以上になります。いかがだったでしょうか?供給能力がいかに大事という事をご理解頂けたのではないでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございます!





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