おこがましいけど、最近はなんだかカレーをいろんな人に食べてもらいたいな～って思っちゃう。

カレーを食べることが好きなのだけど、いろんなカレーの種類がある。みんなそれぞれのカレー観を持っているだろうけど、僕が好きなカレーは優しいカレー。胃がとても弱いもんだから、カレーは優しいのがいい。でも、ただぼやけた優しさではなく、油の量は控えめで、ばっちり味が整ていて、食べた後まで気持ちよくて心が満たされるカレーが理想とするカレー像です。

だから僕もそんなカレーが作れるようになりたいな～って思いながら、作る機会があれば理想のカレー像を目指してカレーを作ってる。とはいっても、カレーを食べることが好きでも作るのは、おもったより得意じゃない。
身の回りにいるカレープレイヤーの方たちは、独創的なカレーを作るけど僕にはそこにはそんなモチベーションはなく、シンプルなカレーしか作れない。スパイスをたくさん混ぜ合わせるとかできないし、5～7種類くらいしか僕のキャパでは扱えません（笑）

むしろ副菜を作るほうが好きだから、カレー作るのが好きってことではないからややこしい。季節の野菜とスパイスたちを一つのさらにきれいに盛られた景色がすごく好き。気軽にカレーだけ作れればいいのに、どうしてかそれができないみたい（笑）
僕の場合は副菜がたくさん載っていたほうがおいしいし、満たされて幸せになれることを知っている。中途半端においしいで終わるなら、むしろ食べてもらわないほうがいいな～って気持ちが乗らなくて。それで副菜も作ると一皿完成するのが数倍時間かかって疲れるから、なかなか気分のらなくて作れなくて。でもおいしく作ることができた後はすごく幸せな気持ちになれて、明日も作った料理をいろんな人に食べてもらいたいなって思ってしまう（カレーとは限らない）。カレーを作る気分がもう躁鬱状態。
気分がのった時のカレーは本当に美味しい！カレーじゃなくて料理全般そうだと思う。

作る気分は本当に大事！料理は愛をこめてつくるとおいしくなるというけどそれは本当だな～って思った。おいしくな～れと唱えることもいいかもしれない。でも一番は目の前の食材の変化にいちいち喜びを感じながら、つまみ食いをしてはおいしい！とワクワクしている料理を作る事が本当に愛がこもっていることだと思う。常にそんなスタンスで作り続けたいものです。（笑）

そんな僕が作るカレーを食べてみませんか？

ここでイベントの告知みたいなものするはずなんだろうけど、特にそんな予定はありません。（笑）
イベントよりもどこかのお店を間借りしてあまり食べたことがない人にカレーを食べてもらいたいな。そしてみんなが思い描くカレー観を少しだけ変えて、スパイスたちってすごいって思ってもらいたい。

山形でも東京でも間借りやってみたいな～という小さな夢でした。