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大学院に入ってから3週間が経ちました

 大学院に入って3週間が経ちました。僕の率直な感想を書いていきたいと思います。

・周りが悉く真面目

 周りがとにかく真面目です。どうやら大学院に来るような人は学部の上積みしかいないようです。学部内で中の下〜下の中くらいの成績であった僕が「教員免許を強くしたいから」というフワフワした理由で入るような場所ではなかったのではないでしょうか。大学院に行く以外にも免許を強くする方法を設立してほしいものです。
 卒論書き終わった後にも遊ぶことをせずに調査を続けているような人がゴロゴロいます。僕は卒論を書き終わってから3ヶ月間日本史関係の本すら読んでいませんでした。同級生はお互い何やら小難しい日本史の話をしています。会話にも入れません。お笑いの話も競馬の話もできません。彼らはもはや歴史オタクとかそういう類の人間ではありません、研究することが苦ではない人です。僕は少なくとも卒論が苦だったので大学院向きの人間ではないのでしょう。
 真面目な奴が偉いので、服が中学の頃から変わってないようなやつでも真面目であれば優秀なのです。学部時代浮いていただろうなあとかそんなことは関係ありません。賢くて、優れた論文の書ける人間が偉いのです。服装はなんでもいいのです。それだけが少し悔しいです。

・全授業がゼミ形式

 授業が全部ゼミです。何が嫌かというと、とにかく報告が多いです。半期で5、6個のゼミに所属することになるのですが報告回数は10回とかになるのではないでしょうか。大体のゼミは最初に行う発表が卒論発表なので使い回しができるという点では良いのですが、それが終わった後の怒涛の輪読地獄が本当に怖いです。バイトをしつつ、この輪読地獄を乗り切ることができるのでしょうか。

・博士も修士もごちゃごちゃのゼミ

 ゼミの報告回数が多いのも難点なんですが、博士と同じゼミであるというのも嫌な点です。学部時代は同級生しかゼミにいなかったので、指摘という指摘は教授から優しくされる程度のことだったのですが、院のゼミは博士から修士まで全世代がいます。これらの人々からチクチクチクチク指摘を受けるのです。すでに他の人が指摘をされているのを見て胃が痛くなっています。「優しさ」の時代は終わりました。これからは「戦い」の時代です。

・卒論の出来に後悔

 ゼミの報告で卒論発表をすると言いましたが、僕はこの卒論の出来が芳しくないので発表の際に博士にチクチクされるのは確定なのです。指摘の仕方にユーモアとかあればいいのでしょうが、博士後期にまで進んでいる人はちょっとヤバい人が多いので、早口で膨大な情報量で詰めてきます。言われる側の気持ちを想像して言って欲しいものです。あなたたちが修士1年だった時の卒論発表を思い出してください。何言われるかわからなくて怖かったでしょ?怖くないか、博士に行く人なんて優秀だっただろうし。

・教授が本気を出してきた

 これも地味に問題です。議論の際に教授が学部時代とは比較にならないくらい鋭い意見を言ってきます。これを言われてしまうと学部時代の芳しくない成績の僕はうーーーーーーーんとしか言えなくなってしまいます。学部の頃から本気出せよ。

 ちょっと社会に出ておけばよかったかなって思う時もあります。まあ後の祭りなので、マジのワキガニートにならないようにしっかりと大学院修了頑張ります。  

 あと、最近病んでいるのかわからないですけど育児エッセイ漫画ばかり読んでしまっています。どういう心理状態の時に22歳の男性が育児エッセイ漫画を読んでしまうのか、誰か教えてください。

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