安部 重幸

転職エージェントとして企業と求職者の両面を担当しながら、新規事業企画や採用担当(新卒中…

安部 重幸

転職エージェントとして企業と求職者の両面を担当しながら、新規事業企画や採用担当(新卒中途問わず、ほぼ全ての職種)をやってきました。大学卒業後は一部上場企業でシステム製品の法人営業→ベンチャー企業で事業と組織の開発をしてきたという経歴です。

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退職エントリ「新規事業の立ち上げ、M&A、上場までの経験」

グルーヴ・ギアを6月末で退職することに決めました。 これから有給消化期間に入ります。 グルーヴ・ギアではタイトル通りのベンチャー企業で起こりそうなことを5年間で一通り経験させていただきました。 ※トップの画像はコロナ禍前にM&AでSun Asterisk(旧フランジア)のグループ入りして日経新聞に載った時の写真で、真ん中を闊歩しているのが私です。 退職するのは「組織を勝たせて出口に導く」と言う私のゴールを最高の形で達成したからです。 新規事業を急成長させて、M&Aでグルー

    • 成果を出すための習慣

      今回は特に転職エージェント業をやっている会社の仲間たち向けに書いたものですが すべてのビジネスパーソンにも共有していえることも多い内容です。 先日も私は今年トップの売上成績を出しましたが、そういった結果は今まで何度も出してきました。 そういったことができるようになるために 今まで意識してきたことを書き残しておきます。 まず定義として、売上とは提供価値の指標であり、その前提を持った売上を多分に含む概念をここでは成果と呼ぶことにします。 私が成果を上げるために重要だと思うポ

      • 活躍する人材の育て方

        たとえ売上や評価につながらなかったとしても私が仕事をする上で意識していることは、「活躍する人材を育てること」です。 転職エージェント業では入社が決まれば売上が立つわけですが、それだけでなく入社後も活躍できることを意識して求職者にも接していました。 その結果、私が担当していた求職者が特に入社後に活躍していると言われる回数が多く、入社後もやり取りしてい方々は駆け出しエンジニアから、プロジェクトマネージャー、コンサルタント、社内SE、フリーランスと多様に活躍しているという連絡を

        • 採用のやり方 要件定義から集客編

          会社が成長すると必ず採用活動が必要になります。そのため会社によってはほぼ常に採用活動を行っているところもあります。 業績が伸びているために採用が活発化していることは良いことですが、長く同じことを続けていると何であれそもそも何のためにやっていたのかを見失いがちです。 何が課題で何が足りなくて採用活動を行っているのか見失うとコストばかりがかさむ活動になる可能性もあります。 定期的に採用活動の原点を振り返ったり、或いは最初から定義し直しなりなどすることでそれは防げるでしょう。

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          チームづくりを2つの意見が異なる本から振り返る

          チームづくり、マネジメント、組織開発etc. 人に関わることに明確な正解はなく思考し続けることが大切だと思っています。 しかし、一方で考え続けるだけでなく組織で成果を出すために、マネージャーなどの立場の人は早急にチームづくりについて学ぶ必要が出てきます。 この重要かつ正解のないテーマは自分の経験だけを書いても偏ってしまう可能性があるので、 極力多角的に考えられるように組織コンサルティングの会社の方々が書いた本2冊から引用しながら書いていきます。 考え方の異なる2社今回参

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          仕事に活きるIR資料の読み方

          IRとはInvestor Relations(インベスター・リレーションズ)の略で企業が株主や投資家向けに情報を発信することです。 投資するに値すると信用してもらうために企業が財務状況や業績の見通しなどを伝えるもので、会社やその事業のことを知れる情報の宝庫です。 その情報があるのは主に開示の義務のある上場企業にはなりますが、企業のWebサイトにアクセスすれば誰でも見ることができます。 しかし、公開されている情報は細かく、貸借対照表(B/S)損益計算書(P/L)キャッシュ・

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          新しい仕事を創るのは恐くない

          人の脳は変化をストレスに感じるようにできているそうです。 新しいことを恐れるのは生理現象と言えるでしょう。 しかし、環境の変化に対応できないと生き残れないというのも事実です。 例えばコロナ禍などの今までなかった状況が発生した際には環境適応して変化し、新しいことを始める必要もでてきます。 何かよくわからないものに触れることはストレスになりますが、 新しいことを始める時のプロセスさえわかっていれば、 そこまで恐れを感じずに行動できるようになります。 早く一歩を踏み出すことが

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          転職エージェントから採用担当になって大切にしてたこと

          私は企業側と求職者の両面を担当する人材紹介エージェントをしていました。 そこから事業拡大に伴い部署の採用担当を0から始めて、全社の中途と新卒の採用全体までやってきました。 採用手法は多種多用、各種媒体やスカウトなども使ってきましたが、一番最初に使ったのは人材紹介です。 採用担当と人材エージェントのどちらの立場も経験した私が人材紹介エージェントの方々とお付き合いしながら、 採用活動する時に大切にしてたことを書きます。 ①候補者のフィードバックをしっかり伝える通過になる場

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          ミッション・ビジョン・バリューの必要性

          ミッション・ビジョン・バリューが設定されているのはベンチャーあるあるですが、 そのような企業で働いたことがない人にとっては「何のためにあるの?」と必要がわからなかったり、 場合によっては「宗教みたいなもの?」と思われたり、 よくわからないものなのではないかと思います。 私はこのミッション・ビジョン・バリューの必要性を会社の中で感じただけでなく、大きな恩恵を受けてきたのでその実体験を交えてその必要性を書きます。 ミッションとビジョンについてミッションとビジョンは会社によって

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