肛門黙示録カイジ アナル・ポーカー編
「俺たちにはもう、これしか勝ち目がない。
古畑!!早くケツを出すんだ!!!」
「カ...カイジさん?!ほ...本当にやるんですか?!」
「無茶ですよ!カイジさん!!もし、ケツの中にチップを隠してるのがバレたら、俺たちもう終わりですよ!!!!」
「んなこと言ってねぇで早くケツを出すんだ!!!!!!!」
「分かりましたよ...だから、そんなに急かさないでください...」
「一刻を争う状況なんだ!!いいからさっさと脱げ!!!!!!!」
「はい...分かりましたよ...脱ぎますよ...だから、あっち向いててください」
「そんなこと言ってる場合か!早く脱げ!!」
「は...はい」
「ぬ...脱ぎましたよ、カイジさん...」
「よし。じゃ...じゃあ...入れるぞ...」
ざわ… ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ… ざわ…
「ま...まず一枚目だ...」
「う...うぅ...」
「へ...変な声だすな」
「うぅ...すみません」
「入ったぞ。大丈夫か?二枚目いくぞ」
「カイジさん...おれ...出ちゃいそうです...」
「出ちゃいそう?」
「う...うんこです...」
「う...うんこ!?!?!?!?!?!?!」
「まあ、おれも糞尿だらけになるのは御免だ。だけど、勝つにはこれしかないんだ。いくぞ、古畑!!」
「は...はい」
「うっ...うう...ああああ...やばいやばい...ああ...出ちゃう出ちゃう出ちゃう...ああやばい...出ちゃいますカイジさん出ちゃいますやばいやばい出ちゃう出ちゃう出ちゃう...」
「おい、バカ、静かにしろ。トネガワに聞こえたらどうするんだ」
「だ...だってカイジさん...おれ...もう限界です...」
「わ...わかった。あと三枚だ。あと三枚で終わりだ。それでいいな?古畑」
「は...はい」
「じゃあ、三枚一気にいれるぞ。いいか?いくぞ」
「ま...待ってください!!流石に一枚ずつでお願いします」
「ああ、わかった。じゃあ入れるぞ」
「はいぃ...」
「ひゃっ...うぅっ...」
「もう一枚いくぞ」
「ああああああああああああ......」
「ラ...ラストだ古畑。いいか...い...いくぞ...」
ざわ… ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ… ざわ…
「は...入ったぞ古畑」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっ」
ぶりゅ… ぶりゅ… ぶりゅ… ぶりゅ… ぶりゅ… ぶりゅ…
「カ...カイジさん...す゛み゛ません゛」
「くっそ...こうなったら、オレの穴を使うんだ」
「古畑!!その糞まみれのチップをオレのケツに入れるんだ。早くやれ!!」
「わ...わかりました!!」
「五枚一気に入れるんだ。いいな?」
「わかりました」
ざわ… ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ… ざわ…
「い...入れますね」
「あ...ああ」
「うっ...」
「うぅ...」
「す...すごいですよカイジさん。一気に五枚なんて」
「当たり前だ。軽い気持ちでここに来たんじゃねえ。人生がかかってるんだ」
「古畑...
あと十枚𝑩𝑬𝑻 だ!!
ざわ… ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ… ざわ…
「十枚?!?!無茶ですよそんなの?!」
「いや、いける。俺なら」
「その自信はどこから…」
「いいから、いくんだ!!古畑!!」
「は…はい!!!」
「い…痛かったら、痛いって言ってくださいね」
「一枚目…」
「二枚目…」
「三枚目…」
「四枚目…」
「五枚目…」
「ふ…古畑。五枚一気に頼む」
「わ…わかりました」
いけええええええええええええ
「い…いいぞ古畑」
「カ…カイジさん変なことを聞くんですが、もしかしてカイジさん──」
ドンッ
「だ…誰だ!?!?」
「お楽しみ中のところ失礼するよ」
「「ト…トネガワ?!?!」」
第一幕 完
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?