阿部氏渡

文章書き予備軍

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マガジン

  • 4コマ劇場(第1部)

    4コマ漫画をイメージしたショートストーリー集

最近の記事

2023年の読書(小説篇)

メモ用に今年も。 ということで、今年の読書もまとめておこうかと思います。 では早速、今年の小説はどんなものを読んだのかみてみましょう。 狼と香辛料 Epilogue まで 狼と香辛料 Spring LogⅢ まで 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙Ⅱ まで 贖罪 イアン・マキューアン 幽霊たちの不在証明 朝永理人 王子降臨1 2 手代木正太郎 異人の守り手 手代木正太郎 鋼鉄城アイアン・キャッスル(2) 手代木正太郎 #真相をお話しします 結城真一郎 アメリカ

    • コワすぎの思い出

      それは大学2年の冬だった。 というくだりで始めようとしたが、私の大学卒業は2011年。 コワすぎ1話がでたのは、2012年とある(コワすぎパンフレットより)。 え、カッパの組合いとか大学時代の友人とみてた記憶があるぞ。。 記憶違いなんでしょうか。 …… 前置きはさておき。 そんな記憶違い?で文章を書いたので、それはそのまま活かしてはじめる。 大学時代の話。 それは驚くべきことに10年以上、下手したら15年にわたる話なのである。。 あの頃は、毎週のようにレンタルショップ

      • 2022年の読書(農業書篇)

        まとめてみると、興味関心がわかりますね。 さて、こちらは2022年に読んだ農業書をまとめています。 私事ですが、家が米農家ですので1年の流れは農業カレンダーに準じております。 1年のほとんどを農仕事の都合を考えて生きている。 農家は年中、仕事のことを考えている。 それが普通の営みな感じがあると思っています。 その延長線で体感で覚えていることを、言語化しているものを通していく。知識化していきたいなと。 また、農業も様々なジャンルがある。 さて様々なジャンルは、具体例をだして書

        • 2022年の読書録(小説篇)

          今年はずいぶん読めました。 さらっと、今年の年始に書いた文章を読むとなるほどと感じた。 年50冊で厳しい感覚だったそうです。 2021年は。 では、今年は。 今年は今年で読書こなすの厳しいと感じましたが、まるで感覚は変わっていました。 結論からいうと、100冊こえると厳しいというものです。 去年から倍になってる。 あてにならない去年の自分。 とはいえ、2022の自分の感覚では、読み飛ばす感じで100冊超えたというものです。 なので、吟味した読書がいくつあったか怪しい。

        2023年の読書(小説篇)

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        • 4コマ劇場(第1部)
          50本

        記事

          お断り

          こちらのブログでは、物語の投稿をメインにしておりましたが、今後は雑感の記事も載せたいと考えております。 まだ気持ちだけですが、物語作品の投稿も再開できればた思っております。 今後ともよろしくお願いいたします。

          2021年の読書

          誰にもいえない読書観 あけましておめでとうございます。 去年まではなにか書きたいときは、LINE BLOGにしておりましたが、本年からはこちらにしようかなと思い、さっそく書いています。 久々にnoteでのブログなので、いろいろ確認しながらですがご容赦ください。 さて、今回は読書について。 2021年の目標の一つにじつは読書がありました。 思い返してみれば、ここ10年ほどの読書数は50冊いってないのではないかと思います。 のちに書きますが、読書を読書数で語るのには違和感が

          2021年の読書

          4コマ劇場 第一部(全50話まとめ)

           おれは地元の学校に入学した。そこでは同じ中学のやつらがグループを形成し、そこから逃れたい奴は入念なキャラづくりにいそしむ。そんな思惑が交錯する場所におれはおれでいるための国を作ることを決心する。  校門で誰かを待つような感じの女の子。その子の妄想に励みながら、入学式は終わる。そしておれは、自分が王になるためへの道を探るべく、どの部活動に入るかの試行錯誤をはじめる。  王になるために自分は彷徨う。そんなときに校門にいた女の子がおれを生徒会へと誘う。女の子は生徒会長を値踏み

          4コマ劇場 第一部(全50話まとめ)

          最終話 第50話 4月(47)

           ハルナと、配布分のexを刷っている。 「まだ、わからん」  そうとしかいえなかった。どこに向かっているのか俺には分からない。 「わたしにはこの場所でクイーンになる、そうなっている私が見えるの」  ハルナはexの数を確認しながら、おれのことをまっすぐ見ながらいった。 「わたしをクイーンにするべくついてくる? 自分の王道を進む?」  ハルナから手渡されるex。これからこれを各部活に持っていく。  おれはハルナからのばされたその腕を……。  第一部4月(了)

          最終話 第50話 4月(47)

          第49話 4月(46)

           4月最終週の月曜日。  放課後の新聞部の部室。  今年度初の新聞部の部活動紹介号。  そのフォーマットは例年と変わらないものだから、それほどの反響はないだろう。案の定、顧問の先生からは特に指摘もなかった。  部単位で配るex。  これはGWに入る前に配る予定だ。第一弾はもう準備できており、5月中にはすべての部の紹介をできるはずである。 「あんたは、王になれたの?」

          第49話 4月(46)

          第48話 4月(45)

           何とか日の目を見た。  自分たちが作った部活動紹介の正規のほうは無事顧問の先生に受理してもらえた。  あまり細かな直しは入らないらしい。  それを聞いておれと夕月先輩はほっと息をついた。  高宮のほうは、各部活一部しか配らない「部活動誌EX」をサクサク作っていっていた。  このペースを維持できるなら一人でできるんじゃ。   夕月先輩と部室に戻ったとき。   高宮には自分から切り出して、月曜までの締め切りを今できている分までと命令した。

          第48話 4月(45)

          第47話 4月(44)

           夕月先輩と一緒に部室に向かっている。  先輩は、 「高宮さんがああいう人なのはわかってて、それが問題なわけではないの。ただ、私がテンパっちゃってて、ごめんね」  こんなふうに追い込んでいるのは、あいつだし、おれもその片棒を担いでいる。  部室に行く前に、おれは夕月先輩にジュースをおごった。先輩は「ありがとう」と言って受け取ってくれた。

          第47話 4月(44)

          第46話 4月(43)

          「夕月先輩、とりあえず締切まで頑張りませんか?」  おれにはうまい慰めはできない。 「……わかってはいるんです。高宮ちゃんを入れた時点でこうなるのは」  夕月先輩は図書室の一番隅、本棚に隠れた椅子に腰掛けている。 「おれは夕月先輩がいなきゃ、こんな無茶なこと、あいつもできないって思ってます。良くも悪くも先輩しだいで、どうにでもなると思うんです」

          第46話 4月(43)

          第45話 4月(42)

           とりあえず。 「あのな、そしたらまず夕月先輩を呼んでこい」 「なんでよ」 「この部の部長は夕月先輩のはずだ。あの人がいなきゃできないことだ」 「めんどくさい」  ……おれの役割なのか、それは。

          第45話 4月(42)

          第44話 4月(41)

          「部活誌作るって言ったって、誰が読むんだよ。というか、そんなの許可なしで作って大丈夫なのか?」 「知らない。とりあえず、各部長には手渡すから」  はあ。てか、なんの話だっけこれ。 「つか、なんでそんなの作るんだよ。普通の新聞部の印刷物じゃ駄目なのか。つまり、普通の新聞部の活動じゃ嫌ってことか」 「新聞部が独自でなにかやってるってことがまず大事なの!」

          第44話 4月(41)

          第43話 4月(40)

          「いってなかった? あれ、おかしーなー」  高宮はそういいながらも、手を止めずにノートパソコンで打ち込んでいく。 「これは部活誌のほうにのせるの」  ん? 部活誌? そんなのあったか? 「これからはじまるの、不定期で。今回の『部活紹介ex』は部活動ごとに配るから」 「そしたら、希少価値も高まるし」

          第43話 4月(40)

          第42話 4月(39)

          「じゃあ、どうして夕月先輩はでていったんだよ?」 「だから知らない」  おい。 「んー、考えられるとすれば、今やってるやつの締め切りも、月曜日」  おい。。 「つか、その今やってることの説明おれはうけてない」

          第42話 4月(39)