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行き過ぎたら一歩下がって二歩進む

生活リズム向上委員会はビジネスと生活リズムのデトックスを目指していきます。
第二回のテーマは、行き過ぎたなぁと思ったときの針の戻し方について考えていきましょう。

前回の投稿では、SNS上で早速反応をいただくことが出来まして、このようなご意見を頂きました。

「体が反応しないときは休むの一番ですよ。やりたくない仕事を思いきって切って、少ない仕事を密度高くやったほうが良いと思います。」
「私もタスク処理が遅いというか、スイッチ入るのが遅すぎるという・・」
「左脳ばかり動かしていると疲れちゃうので、左脳と右脳のバランスが大事ですね!」

どのご意見もなるほど、という参考になるご意見ばかりです。
当コラムでは、前回のテーマである下がり気味のメンタルのときの過ごし方から一歩踏み込んで、改善に向けた僕なりの"動き方"についてまとめてみました。

バランスが崩れたときは自分のニュートラルを思い出してみる

バランスが崩れたな、と思ったときは、左右に振れる針をイメージする。
良いときと悪いときの針が左右に振れるときもあれば、ブレーキをかけるときとアクセルをかけるときのスピードUP/DOWNもある、といったイメージ時で、中心点を基点に左右に針が振れるような映像を頭に思い浮かべる。

僕の場合、どうしても猪突猛進というスタンスじゃないと気持ちが前に向かないので、自らを奮い立たせて進むスタイルである。
それ故に、バランスを意識しながら進めるということもこれまで何十回も試してみたが無理だ。無理。

性に合わないのである。
ストレングス・ファインダーという強みを34つぐらいにランキングして自らの能力を知る方法があるのだが、僕は「共感性」が最下位に来るぐらいとっておきレベルの能力の低さである。

だから何かを進めるときはゴリゴリ進めて、ガス欠になったらストップするのがあべま流なのである。

そんなスタイルなので、体が悲鳴を上げるまでなかなか針がビンビンに振れているという状況に気づけないのである。

ちなみに休むときもブリブリに休むので、ニュートラルの範囲が超狭いと思う。だから自分のニュートラルって何だったっけ?と振返るのが実は難しく、いつも僕は階段の踊り場で休んでいるようなイメージも持ちながら、一息ついたら次のステージに昇るような感覚で歩いてもいるのである。

常に全力で針を振り続けているのがここ数年のニュートラルになってしまっているので、階段の踊り場で次に昇るエネルギーを貯めるのが最近の僕の針の振り戻し方かもしれない。

全力で休む、超絶、休む。

僕は休むときは休む派だ。
休めないということはない。ただし、本当にそれで休んでいるの?と言われることは非常によくある。

どう休んでいるのか?
とにかく寝る。寝る。寝る。そしてボーッとする。そんな感じである。

まずは休まないと話にならないというべきか、睡眠がとにかく大事と思う派だ。

ただ、仕事をしているときは寝落ちする以外は何かしら仕事のアンテナを張り巡らしている。偉そうに言っているように聞こえたら、だいぶ良いように言っているのかもしれないが、ただ不安なだけ。

だから何十回も何百回もハードディスクがグルグル回転するように考え続ける。何回も色んな角度から思考する。
思考しながら行動する。その繰り返しをしている。

このサイクルがコアにあるのだが、興味の範囲が常に新しいところに向きがちで深堀りのするかしないかのうちに次の芝生が青く見えるタイプなので、手の出しすぎには本当に気をつけている。

「好きなことだけで生きていく」という某名言には気をつけるべきだと思う。
言葉尻だけ捉えて動く人はきっと痛い目にあっているはずだ。僕のように。

最近はやりたいことがあっても一つのルールを守るようにしている。

やりたいから手を挙げ続けているとパンクする。
やりたいことの中でも出来るところから着手している。
やりたいこと気持ちが強くても、出来ることがあまりにも少なすぎる場合は手を挙げない。

ハッタリもかますし、エイやでやることもこんなことを言っておきながら、やりたいことを直感的にやってしまうこともあるのはご愛嬌なのだが、現状の立場ではこのルールを守ったほうがどうやら僕には良さそうだ。

左脳で行動設計をつくり、右脳で行動し続ける

何かに疲れて行動できないときというのは、心身のどちらか又は両方が疲れてしまっているときなのだと思う。

今回、生活リズム向上委員会を作った背景にもつながるのだが、僕の場合もここに当てはまっているはずで、短期的な疲労と長期的に慢性化した疲労のダブルコンボに嵌っている状況だと捉えている。

最近感じる課題は、タスク進捗が悪く、着手から終わらせるまでの動き方が錆びつきまくっているという点なのだが、短期的な生活リズムの悪さによる疲労蓄積と長期的な外面と内面の摩耗によるダメージの蓄積により、階段の踊り場に待機する時間が長くなってしまっているのではないか、という仮説を立てている。

本来の自分が持つパフォーマンスを考えれば、持ち前の胆力と馬力で、もっとゴリゴリっと進めることが出来るはずだと思っている。
無駄に自己評価が高いが、それだけのことをやってきた自負があるので過信過ぎない自信として持つことにしている。

このアンバランスな状況からリスタートを切るためには、無理したり、頑張って乗り切ろうというような環境から抜け出す必要があると感じている。

そこで僕は仕事をする際は、左脳で行動設計を行い、右脳で行動することを意識していきたいと思う。

中長期的には食・睡眠・運動の三点セットはどう考えても要改善分野なので、日々の暮らしに無理なく取り入れていくための秘策として取り組んでいく腹積もりだ。

#無理なくモレなくダブりなく
#MMD的思考法 (勝手に今名前をつけてみた)
#勝間和代氏風なネーミングです (ドヤッ

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