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【書評】スキルとロジックを身につけ、苦手意識から脱出! 『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本 - 和田裕美』

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営業って大変そう、つらそう、難しそう
ちょっと想像しただけで「なんか辛そう」というイメージに思われやすい営業職。
誰でも今日から営業ね、と言われれば営業になれるほど捉え方は幅広いが、いざ売れる人になろうとしたら急激にハードルが上がる感じってなんとなくありますよね。
営業に向いている人、向いていない人とか言われたり、どこから手を付けたら良いのかよく分からなかったり、手を付けても迷走したり…
営業の世界って広くて深くて、先の見えない深い海のような印象を持ったりする人も多いはず。

営業に向かない人はいない。弱点も強みに反転するセルフプロデュース
歴史上、商売は紀元前からずっと行われてきた職業であり、営業という仕事はこれまでもこれからも普遍的な仕事として存在すると言われています。
そんな営業という仕事は、実践の中で身につける部分が多く、それでいて感性に依存するOJT要素が極めて高いポジションです。
そのため、人柄が明るい人や対人コミュニケーション能力が高い人はうまく行きやすい傾向があるものの、そうでない人たちは大丈夫?とみなされがちで自身も苦境に陥りやすいと思いますが、実はもっと合理的にスキルを磨くアプローチがあるのです。

悪目立ちする個性も武器になるし、平凡過ぎる個性も武器になる。
40代半ばで古びれたスーツや靴を身にまとい、ねちっとした口調で話すバーコードおじさん、元ヤンでぼそっと愛想なく返事をする20代の青年、銀座のママからパパ活援助を受ける生活から脱却を目指す美人。

一見、悪目立ちする個性の持ち主でも、にっちもさっちも行かなそうな平凡過ぎる人、いやむしろあらゆるスキルが平均以下過ぎる人、夜の世界では華やかな人生を送っていたけれど、営業としては一見しっかりしているようで中々売れない人。

このような人たちでも、才能がないから無理。ではなく、それぞれのキャラ特性にあった個性を活かし、相手に安心感や興味を与え、心を開かせる武器を身につけることが出来るのです。

売れる営業になる為に。自らを知り&キャラを作り、ロジックを身につける
モノを売りつけることが営業の仕事ではなく、人の心を動かすことがミッションであると和田さんの別書でも述べられています。
そのためには、対面する営業がスルーされてしまっては元も子もありません。
冴えない人から案内されるよりも、何かおっと思わせる人でなければ話を聞く気力も続かないでしょう。
外面や内面を売れる人に引き出すためには、各々の特性を知り、相手に興味を持ってもらいやすい切り出し方が必要です。
そして、掴みが出来たら、次はどのようなトークを展開していくか?
それらの技術を一つずつ身に付けていくことでセールスパーソンとしてのステップアップにつながるでしょう。

『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本 - 和田裕美』


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