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魂の螺旋ダンス 改訂増補版 全 読みやすいバージョン

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私の代表作のひとつであるこの本の旧版(第三書館刊)は売切れ絶版。Amazonマーケットプレイスでは古本が高値でしか入手できません。そのため、36000字加筆した改訂増補版(合計1… もっと読む
完成しました! 「魂の螺旋ダンス」改訂増補版最新推敲版を読みやすい形式ですべて読めます。
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2020年3月の記事一覧

魂の螺旋ダンス(29) ・カルトと絶対性宗教の狭間

・ カルトと絶対性宗教の狭間  本章では、超越性宗教が固着化していくと同時に権力を得た形…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(30)絶対性宗教の問題まとめ

・ 絶対性宗教の問題  絶対性宗教は、民族国家主義の単なる膨張ではない。  そこには超越…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(31) 第5章 内閉的カルト グルイズムからシャーマニズム復興運…

第5章 内閉的カルト・ グルイズムからシャーマニズム復興運動へ 絶対性宗教の外向きの力学…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(32)カルトとは何か

・ カルトとは何か 「カルト」という言葉は、もともとキリスト教プロテスタントの立場から見…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(33)オウム ライフスペース

・ オウムとライフスペースの共通点 ここで、一九九〇年代にこの国を騒がせた二つのカルト教…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(34)シャクティパット

・ 高橋弘二とシャクティパット ミイラ事件当時、ライフスペースの高橋弘二は、自らシャクテ…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(35)シッダメディテーションの実際

今回は全文無料。以下のマガジンを購入し、この連載の全文を読んでください。 https://note.com/abhisheka/m/m447cc391caf0 ・高橋弘二の転落とグルマイ教団の安定性 見てきたように、グルマイというインド人のシャクティパットグルの門下に連なる者として、高橋弘二は私の兄弟子にあたる。 だが、ある時期以降の高橋は、このグルマイについて、口にしていなようである。むしろサイババのエネルギーを伝えていると語り、サイババ側からはこれを否定されるとい

魂の螺旋ダンス(36)空中浮遊の正体 ハートチャクラの爆発

・ 「空中浮遊」の正体 麻原彰晃の書物に説いてあるヨーガの修行を実際に行ってみた多くの若…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス (37)オウム真理教の構造 ニューエイジに潜むグノーシス主義

・ オウム真理教の構造 サイコテクノロジーそのものは、人類が太古から有しているものだ。 …

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(38)第6章 さらなる螺旋へ

第6章 さらなる螺旋へ・ 超越性の探求からの回帰 だが、次の問いは、さらに比較にならぬほ…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス (39)ディープ・エコロジー

・ ディープ・エコロジーとの出会い このディープ・エコロジー・ワークショップの直後に私の…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(40)ケン・ウイルバーの検討

・ ケン・ウィルバーによるフラットランド批判 驚いたことに、同じことは、ベトナム出身の歴…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(41)超越性宗教とシャーマニズムの縒り合わせへ

・ 退行への歯止め 私自身が、この論考を書きつづってきた大きな問題意識のひとつが、精神世…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス(42)宗教間対話

・ 文明の衝突? 一九九六年、S・P・ハンチントンは『文明の衝突』において、これからの国際関係における最大の問題は、異質な文明(とその源泉としての宗教)間の対立であると論じた。 彼の論には多くの批判も寄せられた。 しかし、その後の世界のシナリオは、残念ながらハンチントンの予測どおりに進んでいるようにも見える。 二〇〇一年九月十一日、アメリカは同時多発テロ事件に見舞われた。 そして、これに応じる形で、アメリカはアフガニスタンに武力介入する。 このような一連の動きを通