２０２０
全16話
イドンウク（九尾狐）
チョボア（九尾狐が唯一愛した人間の生まれ変わり）
キムボム（九尾狐の腹違いの弟、半分人間）
ファンヒ（キツネ）
イテリ（オロチ）

このドラマのラストシーンまで見て
視聴者を惑わすのもいい加減にしなさいよ、と
イラッとして
しばらく韓ドラを見なくなってしまった作品

（その間、ブリジャートン家を見てました）

イドンウクが確か40代のいい年なのに色気があって美しい
でも角度によってはブチャイクになるので
ヒヤヒヤしながら見ていた

一緒に視聴していた小学生男子の息子は
「ブサイク？ねえ、こいつブサイク？」と言いながら見ていた（失礼）

この恋は不可抗力でかわいかったチョボア
この作品ではかわいらしさがあまり出ていなかった

なぜならこのドラマはイドンウクのためのドラマだから！！

初めて愛した人間の娘が生まれ変わるまで
６００年待って
あれやこれやで再び出会った物語
人間になって生まれ変わった彼女を同じ時を生きたい…と願う九尾狐

ラストで抱き合った彼女に
人間になれたんだ…（みたいなことを）とささやく九尾狐
めでたしめでたし！

でもその次のカットでは
九尾狐の目が怪しく光る…（人間ではなく九尾狐のまま？？？）

どないやねん（イラッ）

ストーリー的にはこれで終わって全然いいのに
あれですか？
途中で続編作りたくなったからですか？
「実は人間にはなっていなかったのです」
( ﾟДﾟ)ﾊｧ?

作中でも絶体絶命のピンチで
「実はこのような準備をしていたのでピンチも切り抜けられるのです」
こういうパターンって韓ドラにはありがちで
私もだいぶ耐性がついたと思ってたけど
ちょっとこのドラマは度が過ぎてたな～

人間になるっていうプロセスや
地獄に落ちた時に結構すぐに地上に復活したりとか
理屈が詳しく描かれてないせいで
都合がいい流れになっていて鼻白むこと多し

その辺のつじつまの合わなさを
イドンウクのカッコよさで押し切る感じでした