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芸能人の独立報道続出でわかる「個人の時代」に突入した理由

渡辺シンスケです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わった、ブランディングメソッドを提供しています。


ジャニーさんの問題以降、芸能界が大きく変わっていることがわかる報道を、たくさんみるようになりましたよね。


4月10日付のニュースでも、嵐の5人が新会社設立を発表
その他にもジャニーズ関連では大倉忠義さんと松本潤さんが新会社を設立したり、俳優の佐々木蔵之介さんが新会社を設立し独立したり、GReeeeNが改名して独立したりと、独立、新会社設立のニュースが後を立ちません。


個人的にはこれっていいことだと思っていますし、ある意味私が昔から言い続けてきたことでもあります。


芸能界の独立まで細かく絞って話してきたわけではないですが、
「これからは個人の時代だ」
ということをずっと言い続けてきたのです。


個人の時代とはどういうことでしょうか?



今までテレビだと、大手の事務所だから仕事があった、大手の事務所に逆らうと逆に仕事がなくなった、なんてことも普通にありました。


ジャニーズの話が先ほど出たので1番わかりやすい例でいうと、近年男性アイドル、男性グループが増えたと思いませんか?


今までは若い男性グループが出たら、ジャニーズの圧力がかかって出れなかったとも言われています。


大谷翔平選手がメジャーで総額1000億円以上の契約をした、というようなニュースが出ていました。


メジャーではそれくらいのお金が普通に飛び交う中、日本のプロ野球では最ももらえても年棒10億円くらいじゃないでしょうか。


この日本の野球とアメリカのメジャーリーグのビジネス規模の違いは、放映権が大きく関わっています。


アメリカの野球中継は基本的にはペーパービューやサブスク向け、要は有料課金で視聴することが主流です。


しかし日本は新聞社、テレビ局などが放映権をなかなか解放せず、しかし視聴率が下がっているから広告料も下がるというスパイラルに陥っていたので、多くの年棒を払おうと思ったら、親会社のお金で補填するという方法しかありません。


ということは野球ビジネスでのお金ではないので、大谷翔平選手のような契約は日本では不可能に近いですよね。


スポーツはともかく芸能に話を戻しますと、近年男性グループが増えたり事務所の独立、会社設立が増えたのは「個人の時代」になってきたからです。


ではなぜ世の中が個人の時代になってきたのでしょうか?

それは決してジャニーさんが亡くなったからではありません。


ジャニーさんが亡くなってなかろうが、性加害を行ってなかろうが、遅かれ早かれ個人の時代にはなっていたということです。


その理由は
世の中にSNSが誕生したから
だと私は思っています。



例えば、X(Twitter)やInstagramなどでは、企業のアカウントより、個人の方が人気があるアカウントもたくさんありますよね。


企業とSNSの有名人の発信力が同等だったり、後者のほうが大きいケースも多々あります。


これはメルマガやブログにしても同じです。


企業メルマガよりも、よりパーソナルな情報を発信できる個人メルマガの方が影響力があったりします。


テレビよりもYouTubeやTikTokの方が見られる時代にもなってきましたが、その中で人気のチャンネルを持っている人は、個人の方が多いかもしれません。


それがどんどん顕著になってきて、逆にいうと一般人でも芸能人のような知名度を持つようになった光景などをみてもわかるのが
「個人の時代」
と言われているわけです。


もちろん企業に影響力がないわけではなく、個人の影響力が増してきているという話です。


ただ、個人であれば誰でもいいのではなく
「個人差で別れる」
ところがポイントです。


その人が持っているキャラクターや情報や行動力、これまでどのような人生だったのかなど様々なものがコンテンツとなるので、そういったものは企業よりも個人の方がおもしろいものが出来たりするからではないでしょうか。


「個人の時代」というのはこのように言うと、今度はSNSなどでの情報発信の分野の話と思われるかもしれませんよね。


でもこれは企業内、チーム内、などでもあらゆるシーンで当てはまります。


どんな大企業であっても、最後の提案、決定事項などは全て個人が行いますよね。


例えば面接であっても、学歴だけで採用される時代は終わっています。


なんなら面接で、SNSのフォロワー数を問われる企業もあるそうです。


まとめると個人力が高い人が採用されやすい光景もあるのです。


ではそんなトータル的に個人の時代になってきている現在とこれから、勝利していけるのはどのような人でしょうか?


私は間違いなく
「ブランディングができている人」
だと思います。


ブランディングとは
差別化して付加価値をつける
ことです。


付加価値は後々しか無理だったとしても、差別化は今すぐでもできます


それでいうと個人の時代というのは、その他大勢、みんなと一緒だと厳しい時代がどんどんやってくるということです。


だから、色んな経験を積んで、自分の差別化ポイントを探し、ブランドに変えていく
これが個人の時代の成功への近道じゃないでしょうか。


個人の力に自信がないというのであれば、是非早急にブランディングを学び個人を高めて時代に乗っていかれることをお勧めします。



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