ネットやSNSでの誹謗中傷等による自殺とかの問題で、今ネットが実名化方向に向かい、匿名での投稿が出来ないようになる、との噂があるが、それを言論統制だとか、言論の弾圧とか言ってる輩が居るが、書き込むのが禁止になる訳でも制限される訳でもない。そこには弾圧も統制もない、自由に書き込む事が今まで通り出来る。

ただ単に無記名・匿名での書き込みが出来ないだけ。そこを理解せず、統制だ～～、弾圧だ～～とか言ってるのはただ単に文句が言いたいだけ、若しくは、無知なんだろうな。

一般に統制とは、内容に調査や検閲を行い、必要に応じてこれらの情報を操作・管理・防止すること。つまり、ネットの場合、書き込む内容に自由度がある以上、統制にはならない。弾圧も然り、何を書き込んでも良いとされるネットには当て嵌まらない。

匿名や無記名で書き込む事が出来なくなるのは自分の発言に責任を持つと言う意味では、至極当然だろう。自由とか権利には責任が付随するのだから。それを忘れて(意図的に無視している場合もあるだろうが)好き勝手書き込み、相手を傷付けても平気で居られる人間に対しては良い事なんじゃないだろうか。

自分の気に入らない相手には今まで通り誹謗中傷するのも良いだろう。だが、名無しの権兵衛でなく自分の名前を明かした上で書き込む。当然、それに対して批判も出るだろうから自分も批判や誹謗中傷される危険性もある、と言う「同じ土俵」でなら、である。

ちゃんと法案化されれば、もう少しネットも綺麗な言葉が並ぶんじゃないだろうか？

実名化や匿名禁止にならなくても、プロバイダイーに対しての開示請求などが簡素な手続きなり、容易になれば良いと思う。

今の状態は余程経済的に余裕があり、弁護士等を雇って手続きしなければならず、一般人には敷居が高すぎる。

名誉棄損で訴えても費用的に赤字なら普通は出来ないから。芸能人とかのようにイメージが大事な人は可能でも普通は、ね。

個人的にはこの流れは歓迎するし、期待もしてる。