着床完了のサイン? 妊娠の兆候?

胚、胚盤胞移植をしてから、妊娠検査までの時間超長い!!!(2週間ぐらい)着床できたか知るサインってないの??

という方、多いのではないでしょうか?
私もそうでした。
胚移植をしてから、調べるものとしては、”着床完了のサイン”、
”妊娠の兆候”、など。自分の症状に当てはめては妄想をしながらソワソワしていました。

私は去年44歳になってからIVF(体外受精)を3回トライ。
全て失敗に終わりましたが、現在アメリカの、卵の質改善プログラムに参加しながら、卵の質改善に努めています。私の体験談や知識をシェアしていきますので、一緒に頑張りましょう〜!

着床とは?

さて、着床完了のサインを知る前に着床とは何か?
着床とは、卵管で卵子と精子が出会い受精した後、子宮内へと移動して「子宮内膜に潜り込む」現象のことです。

胚盤胞が子宮内膜にもぐり込んで根を張って栄養を取り込みはじめます。潜り込む際、傷が付き、出血するのが着床出血です。

着床のサイン

着床をするタイミングは、排卵から6〜9日後あたり。なので、着床のサインはこの時期に起こります。そのサインは主に2つあります。

  1. 体温の変化
    基礎体温を測っている方はナイスです!!常に計り続けてください。私も始めました!まだ測っていない人は是非測ることをお勧めします。

 排卵後、基礎体温が高くなっていくと思うのですが、排卵から6−9日後あたりに、着床した場合はガクッと体温が下がる日があります。そして、また体温が上がっていきます。そして、日が進むにつれて、妊娠している場合は、プロゲステロンの値がどんどん上昇するのに比例して、体温がどんどん高くなっていきます。

2.スポティング
 
着床出血と呼ばれるもので、着床の際に子宮内膜が少し傷つけられた際に出血するためです。これは、出血しない方もいらっしゃいます。
生理とわかりにくいかもしれないですが、生理が来るのが排卵の14日後ぐらいで、もし着床出血であれば、排卵から6−9日後あたりなので、その差ははっきりわかるかと思います。


その他の妊娠初期症状

基礎体温の上昇はプロゲステロンという女性ホルモンの分泌増が原因だとされています。そして、プロゲステロンは基礎体温を上昇させるだけでなく、身体のだるさ、熱っぽい症状などを引き起こします。

と、同様にプロゲステロンの上昇の原因で、
急激な眠気、胸の張り、お腹の張り(ガスが溜まる)、夜中の睡眠が浅くなる、
といった症状も引き起こします。

さらには、膣のpHが変わるのでおりものは正常時よりも水っぽくてはサラサラになります。白っぽいおりものが出ることも珍しくないようです。


ただし、
判断の難しいところが、体外受精をしている方で、胚、胚盤胞移植をされた方は、プロゲステロンを投与していると思うんですよね。
なので、妊娠初期の兆候が、もしかしたら妊娠が原因ではなく、プロゲステロン投与が原因、ということが大いにありますので、判断できないところではあります。

着床障害の原因(チェックしたいこと)

なかなか着床しないな、という時の主な原因は、

子宮内膜症
 子宮内膜癒着
子宮奇形
黄体機能不全、
子宮内膜ポリープ
子宮腺筋症
子宮筋腫


などがあります。これは婦人科でテストをすることができるので、何回も着床をしていない、という方は是非チェックをすることをお勧めします!

何か問題が見つかるたびに時間ばかりかかってしまって焦りますよね。でも少しづつ妊娠に近づいているはずですから頑張りましょう〜!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?