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“行動”が心配や不安を解消する!~CA、留学、ビジネススクールを経て、起業コンサルタントへ~

昨年の8月に六本木ヒルズライブラリーへ入会されたオオタカオリさんは、女性に特化した起業コンサルタントとして活躍されています。
オオタカオリさんに初めてお会いしたのは、メンバーズ・コミュニティの個人事業研究会に参加したときのことでした。
ご自身のビジネスのビジョン、戦略、戦術を明確に表現され、他のメンバーからの質問にも的確に応えられているところに惹かれて、この度、インタビューをさせていただきました。

インタビューにご協力いただいたオオタカオリさん

(今までのキャリアについてお話いただけますか?)
私は大学卒業後、大手航空会社へ就職しました。キャビン・アテンダント(CA)として主に国際線のフライトを担当していました。また、新人のインストラクターや国際線のファーストクラスのサービスやチーフパーサーも務めていました。
そのような中、CAのキャリアに加えてもっとキャリアを広げたいという思いから、2017年に社内の制度を活用して、米国のカリフォルニアの大学へビジネス留学をしました。そこでビジネス・マーケティングを学びましたが、興味をひかれより深めたいと考えて、2018年に帰国してからも都内のビジネススクールへ通いました。
そして、様々な人に出会う中、私自身が本当にやりたいことは「経営を通して世の中に社会貢献したい」という考えに至り、2021年に会社を退職して起業しました。


(「起業コンサルタント」になるまでの経緯は?)
CAとして働いた期間に、英語やコミュニケーション、立ち振る舞いなどをマスター出来たので、最初は色々なビジネスにチャレンジしました。試行錯誤する中で、自分が一番活かせられることは、米国で学んだマーケティングだという気持ちになりました。


(CAの方々は、マナーやコミュニケーション分野での起業が多い中、違う分野を選んだ理由は?)
第一はマーケットの大きさです。マナー講師は需要のある分野ですが、起業やビジネス・マーケティングの方がより広いマーケットで、自分自身も長く続けられる分野だと思いました。また、ビジネスにおいてはマナーや立ち振る舞いも重要になってくるので、ビジネス講座のカリキュラムの一部としてマナーやコミュニケーションなどを教えています。


(起業を決めたきっかけは?)
起業した人の情報発信やライフスタイルをみると、働く時間や場所が自由であるところが魅力的でした。女性はどうしてもライフステージによって同じ働き方を続けるのは難しい面があります。起業すれば自分のタイミングで働く場所や時間など選ぶことができます。その点に魅力を感じました。
実は留学をして、色んな国の色んな人種の方々にお会いして世界が広がりました。新卒で入社してずっとCAを続けていたので、「他の世界ももっと知りたい」という気持ちになりました。
一番印象的だったことは、色んな働き方があるということです。日本と米国では価値観が違い、米国では専業主婦よりも社会に出てしっかりと働いている女性が認められやすいという面があると感じたことも影響しています。


(起業するまでには色々大変だったのでは?)
起業したいと思ってから毎日行動をしていました。なので殆ど休んでいません。帰国後にビジネススクールへ通っていたときには、フライトをしながら課題に取り組んでいました。例えば、NYまでの13時間のフライトの中で3時間ほど仮眠を取る休憩時間がありますが、このような隙間時間に課題に取り組んでいました。

また、色々な人が発信している情報をみて、成功している人が主催しているセミナーや講座へ申し込んで、実際に会いに行きました。そして情報収集したりアドバイスをもらうことで、早くステップが進んだと思います。
行動することによって、不安も解消できたと思います。とにかく行動することが大切ですね。情報収集も一つの行動になるし、常に前へ進むことを心掛けていました。同じことの繰り返しだと自分が成長しないという思いがあり、常に行動することを考えています。
あとは、「自分だったら成功するのではないか!」という根拠のない自信もありました!


(根拠のない自信?)
CAとして入社したときに、周りの人々が「根拠のない自信」を持っている人が多かった気がします。最初は驚いていましたが、意外とそのような人は上手くことが進んでいるなと、一緒に過ごして分かりました。自分もそうなりたいと思い、身に付いたのかもしれません。
CAは高倍率の中で入社しているので、周りから多くのことを学びました。例えば、「言葉選び」です。同じことを伝えるにしても言葉の使い方(選び方)、相手に合わせて伝えることが上手な人が多かったと思います。相手によって受け取り方が違うので、人を見る目を養うこと、そして、その人に合わせてた言葉選びをすることを様々なシーンで学ぶことができました。


(起業してからの生活は?)
今のビジネスは趣味的な要素もあるので楽しく続けられています。アカデミーヒルズへの入会も、ビジネスを続けられる環境が欲しかったからです。今はモチベーション高く続けられています。


(アカデミーへ入会して良かったことは?)
入会する前は、自宅や近くのカフェで仕事をしていましたが、アカデミーヒルズには質の高い本が多々あるので情報収集に適しており良い環境だと思います。


(将来の夢は?)
今、聴覚障害の方が私の講座を受講されています。障害があると組織の中ではできないことでも起業で出来るようになり活躍の場が増えるので今後も様々なバックグラウンドの方をサポートしたいと思っています。
そして、英語力を活かしてで英語版のビジネス講座を開催し、世界中のたくさんの方のお力にになれたらと思っています。


インタビューを終えて・・・
昨年9月に開催した個人事業研究会は「起業に資格は必要か?」がテーマでした。そこでは「人気のある資格は、皆が取得して競争が激しくなるので良くはない。掛け合わせが大切。」という話題がありました。オオタカオリさんは「CA時代の経験とビジネススクールでの学び」の掛け合わせでビジネスを展開されてるのだと思います。

そして、とにかく行動あるのみ!!
私は悩んで止まってしまうことが多々ありますが、オオタカオリさんのように果敢に行動を起こしたいと思います。

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子

#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #起業 #キャリア #MBA

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