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そなえよつねに!-防災訓練-

アカデミーヒルズでは半年に1回の頻度で防災訓練を行っています。
異なるシナリオを毎回作り、地震が発生する時間帯や出火の有無などを想定しています。
2月22日に実施した訓練では、「平日の昼間に地震が発生して、49階のアカデミーヒルズを一時待機場所と設定して、51~53階のお客様が49階へ集まってくる」という想定でした。

51~53階のお客様を誘導する訓練の様子
誘導灯でご案内します

訓練の中では、日立市消防本部が制作した「自衛消防訓練要領」の動画を視聴しましたが、非常に分かりやすく表現されています。これは事業者や店舗向けの内容なので一般家庭は想定されていませんが、情報として知るには良いと思います。
・火災発生からの避難誘導
通報における一連の動き
消火設備の取扱い方法(消火器など)


また、こちらの動画は千葉市消防局美浜消防署が制作した「消防士が解説する電気火災<トラッキング現象実験>」です。「トラッキング現象」の危険を知ることができます。こちらはご家庭でも発生する可能性があるので、是非ご視聴ください。



そして、私たちは「逃げ込める街」を目指しています。

東日本大震災のときには、約100名の方が49階のアカデミーヒルズで一夜を過ごされました。
そのために、震災備蓄品を常に準備していますが、この度の訓練ではその使用方法についても学びました。

【エアマット・アルミブランケット】
エアマットとアルミブランケットをセットで使います。エアマットは膨らます必要がありますが、体格の良い大人でも十分に耐えうる強度があります。

(左)エアマットを膨らます
(中央)エアマットを床に敷きアルミブランケットとセットにする
(右)使用している状態

【簡易トイレ】
防災グッズの1つとしてご自宅に簡易トイレをお持ちの方は多いと思いますが、使い方をご存じですか?
知っていると、“いざ”というときに慌てず対処できます。下記の画像を参考に試してみてはいかがですか。
①下地袋を便器にかぶせる。
②その上へ排泄用袋を便器にかぶせる。
③使用後に凝固剤を入れる。
④空気がなるべく含まないように口を縛る。

左上:①下地袋(黄色)を便器にかぶせる
右上:②その上へ排泄用袋(黒色)を便器にかぶせる
左下:③使用後に凝固剤を入れる
右下:④空気を含まないように口を縛る

【非常食】
アカデミーヒルズでは非常食も準備をしています。ご飯類やお惣菜、クラッカーなどを、“いざ”というときのために、備えています。
ご家庭で非常食を備えていらっしゃる方も多いと思いますが、定期的に賞味期限の確認をお忘れなく!

非常食としてクラッカー、カロリーメイト、羊羹をはじめご飯類やお惣菜等を備えています
長期保存用のカロリーメイトは3年間の賞味期限です


今回の防災訓練は2月22日に行われましたが、2月22日はボーイスカウトを創設したロバート・ベーデン=パウエル卿の誕生日にあたります。
ボーイスカウトのモットーが「Be Prepared(そなえよつねに!)」であることをご存じですか?

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子

#アカデミーヒルズ #防災 #簡易トイレ #非常食 #備蓄品 #ボーイスカウト


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